...キャノンや大砲などから放たれる「大筒の炎」が迫力的だった...
...戦場で敵を掃討するため、大筒のような重火器を使用することがある...
...大筒を鳴らして年の暮れを祝う風習がある地域もある...
...時代劇において、武士が大筒を手に戦う場面はよく見かける...
...「大」の字が刻まれた大きな筒を「大筒」と呼ぶこともある...
...大筒木垂根(おほつつきたりね)の王...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...次に山代(やましろ)の大筒木眞若(おほつつきまわか)の王...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...「拙者五年の苦心は、大筒の尾栓(びせん)の螺線止(ねじど)めであった、今までの大筒は、五貫目玉を強薬(つよぐすり)で撃ち出すと、たった一発で尾栓が破裂したが、これからはもう、その心配は無い――が」井上半十郎の顔はサッと曇ります...
野村胡堂 「江戸の火術」
...五十丁撃の大筒は間違いもなく作り上げ...
野村胡堂 「江戸の火術」
...「が――、貴公は大筒は見事に造り上げたが、五貫目玉を五十丁の遠方まで撃ち込む、強力な焔硝を作る自信はあるまい」「――――」「俺は、憚(はばか)り乍ら稲富一夢斎の裔だ、五十丁撃の強薬は充分に出来たが悲しいことに、大筒の尾栓が切れぬ、俺の作った強薬を用いると、稲富流の大筒は、尾栓が木(こ)ッ葉(ぱ)微塵(みじん)だ」井上半十郎も、この間の微妙な関係はよく知って居ります...
野村胡堂 「江戸の火術」
...「貴公の井上流の大筒に、俺の稲富流の強薬を用いさえすれば、五貫目玉五十丁撃は楽々と出来る筈だ」「――――」「繁代に貴公の『秘巻』を奪い取らせたのは、貴公の大筒に、俺の強薬を試み度い為だ、――貴公を此処(ここ)へおびき寄せて、卑怯なようだが罠で生け捕ったのは、井上流大筒の試し撃が済むまで、貴公の智恵を借り度い為だ、書いたものだけでは、心もとないではないか...
野村胡堂 「江戸の火術」
...大筒は出来たそれから一と月余り...
野村胡堂 「江戸の火術」
...井上流の大筒完成に向って...
野村胡堂 「江戸の火術」
...大筒役としての役目の大事を考えお互の工夫を土台の言い争いで...
野村胡堂 「江戸の火術」
...一と思いにこの大筒で...
野村胡堂 「江戸の火術」
...口火を点ずるばかりに用意した大筒の尾栓に括り上げました...
野村胡堂 「江戸の火術」
...大筒の尾栓に縛られたままの井上半十郎の喉へ...
野村胡堂 「江戸の火術」
...御鉄砲方、大筒役、火薬奉行の組下、与力、同心、属役は、日の出前に射場に集合した...
久生十蘭 「ひどい煙」
...大筒(おほづゝ)は人から買ひ取つた百目筒(ひやくめづゝ)が一挺(ちやう)...
森鴎外 「大塩平八郎」
...向屋敷(むかうやしき)朝岡の門に大筒の第一発を打ち込んで...
森鴎外 「大塩平八郎」
...大筒を取り寄せさせに...
森鴎外 「大塩平八郎」
...玉造口へ往つた蒲生(がまふ)が大筒を受け取つて帰つた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...下寺町梅田の挽(ひ)かせて行く大筒(おほづゝ)を...
森鴎外 「大塩平八郎」
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