...一日(あるひ)狩倉(かりくら)に出(で)て大熊(おほくま)に出逢(であ)ひ...
泉鏡太郎 「怪力」
...大熊(おほくま)を撲殺(うちころ)した黒坂備中(くろさかびつちう)...
泉鏡太郎 「怪力」
...それは大熊(おおくま)が郵便函(ゆうびんばこ)を抱(かか)えた恰好(かっこう)によく似ていたそうな...
海野十三 「地軸作戦」
...一大熊(おおくま)老人にとって...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...大熊老人のお邸(やしき)へ出入りする花屋だった...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...皮肉にも大熊老人一人が生きのこった...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...犬を七ツもよせたるほどの大熊也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...CRDIT LYONNAIS の銀行の真黒な屋根の上に大熊星が朧ろげな色で逆立ちをしてゐる...
高村光太郎 「珈琲店より」
...草鞋を穿いて大熊山の方へ向ったが...
田中貢太郎 「魔王物語」
...今の前(さき)まで大熊山の方に当ってもくもくと盛りあがったり崩れたりしていた鼠色の雲が...
田中貢太郎 「魔王物語」
...更に車輪の異名呼ぶ大熊星の座ぞ高き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ゲルマンの森からやって来た大熊(おおくま)は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...獣皮屋(けがわや)の店頭に飾ってあった大熊に見惚(みと)れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...また西洋で北斗を大熊星というからその廻るのを熊尾と見立てての事か...
南方熊楠 「十二支考」
...北の大熊星の下に...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...北の大熊星(おおくまぼし)の下に...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...彼は殆ど巨人のやうな男だつたので、内へはいるには、大熊のやうに、體躯を二重(ふたへ)にまるめなければならなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...なんの意味か「大熊」と看板に書いてある角店(かどみせ)の前に立って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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