...村一番の長者小池大炊之助(こいけおおいのすけ)の家へと案内させた...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...今晩は大炊之助の家に厄介になるより他なくなった...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...大炊介の名親にあたる青山新七か...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...この物語では、大炊介の父、関東一の乱破(らっぱ)の大将、風摩小太郎が紀州貝塚の一揆に信長の手につき、里(さと)カマリ(大掠奪)で蘆屋道益の血族を焼き殺し、その風摩小太郎が、道益の子の道長に箱根の木賀の湯で討たれるあたりが、因果のはじまりのように見えるけれども、両家の過去の因縁はそんな底の浅いものではなかった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...行子が大炊介を愛していたのかどうか...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...大炊介が入谷津の荒田のそばへ帰ってきたと知ると...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...九蔵(くぞう)の此村大炊之助は見ず...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...相役(あひやく)堀を城代土井大炊頭利位(どゐおほひのかみとしつら)の所へ報告に遣(や)つて置いて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...六年早々將軍家から土井大炊頭利勝(おほひのかみとしかつ)を以て勸告があつた...
森鴎外 「栗山大膳」
...「大炊(おおい)...
吉川英治 「上杉謙信」
...大炊(おおい)どのが...
吉川英治 「私本太平記」
...ゆうべ御厨(みくりや)へ行って帰って来た稲田大炊助(おおいのすけ)なのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして、(だめだ!)と死を観念したか、がくりと天蔵が首を垂れたと思うと、「大炊」と、小六は鉄砲から眼を逸(そら)して、うしろに控えている彼を呼んだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...お沢の良人の日置大炊(へきおおい)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...日置大炊(へきおおい)のせがれです...
吉川英治 「新書太閤記」
...大炊御門(おおいのみかど)右大臣の庇護(ひご)をうけ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...京極摂政師実(きょうごくせっしょうもろざね)の孫――大炊御門経宗(おおいみかどつねむね)とか...
吉川英治 「親鸞」
...延寿の父親の大炊(おおい)は...
吉川英治 「源頼朝」
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