...「大炊殿、もしここで物争いでもして一人が逃げたとする...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...土井大炊頭利勝は一座にちよつと会釈しながら言つた...
薄田泣菫 「茶話」
...十二大炊御門(おおいのみかど)左大臣(経宗)という人は月輪兼実とは違い...
中里介山 「法然行伝」
...大炊介と行子の最初の出会いはなに気(げ)ないことからはじまった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...大炊介は郷士の伜だが...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...この物語では、大炊介の父、関東一の乱破(らっぱ)の大将、風摩小太郎が紀州貝塚の一揆に信長の手につき、里(さと)カマリ(大掠奪)で蘆屋道益の血族を焼き殺し、その風摩小太郎が、道益の子の道長に箱根の木賀の湯で討たれるあたりが、因果のはじまりのように見えるけれども、両家の過去の因縁はそんな底の浅いものではなかった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...そういう深い宿怨をたがいの血のなかにもった大炊介と行子の結びつきは...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...大炊介は春秋二度...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...……だが父の大炊頭は彼が二十一歳のとき卒中で倒れ...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...大炊頭はつねづね公務に追われるため...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...「――巽門で捉まったのは囮(おとり)です、わざと三人で追手をひきつけ、その隙にわれわれが逃げたのですが、梶、大炊、岩光、そのなかで二人捉まったとすると、誰が脱出できたかわからないし、一人ではいつまで待ってもいられないでしょう」「どこかで待合せるお約束ですのね」「青井川の下流の蒔山という船着です、もう十日以上になりますから」そこで思案したのだがと、知也は自分の計画を語った...
山本周五郎 「めおと蝶」
...呵々(かか)と高笑しながら、「大炊...
吉川英治 「上杉謙信」
...「稲田大炊助(いなだおおいのすけ)」「青山新七(あおやましんしち)」「長井半之丞(ながいはんのじょう)」「松原内匠(まつばらたくみ)」といちいち名乗って...
吉川英治 「新書太閤記」
...「大炊助(おおいのすけ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...淀には番頭(ばんがしら)大炊助(おおいのすけ)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...藩主戸田大炊頭忠文(おおいのかみただふみ)その人からして...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...都のあたりに、常磐(ときわ)どのの公達とか、和子とは腹ちがいのご兄弟があるそうなが、まだお乳も離れぬ幼な児ばかりと聞いておる」ついつい洟をかんだり眼を拭いたり、しどけなく独り語っていたが、大炊がふと、寂(じゃく)として答えもせぬ頼朝の姿を改めて見直すと、何かしら今度は自分がたしなめられているように、恥ずかしい心地がした...
吉川英治 「源頼朝」
...大炊御門(おおいみかど)頼国...
吉川英治 「宮本武蔵」
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