...彼は試験に合格したと聞いて大満悦だった...
...コンサート後、彼女は大満悦の顔で帰路についた...
...あの子供は甘いものを与えると大満悦になる...
...仕事が終わり、ビールを飲みながら大満悦に過ごす...
...彼と彼女は喜びで大満悦のまま、家路についた...
...何らの痛苦なく恐怖なくして大満悦を以て世を送る...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...左倉少佐は大満悦(だいまんえつ)に見うけられる...
海野十三 「宇宙戦隊」
...主人公は大満悦、たいへんな期待で包みを解いてみると――出て来たのは、色から模様から「時代」まで元品(オリジナル)とすこしも変らない皿――ではあったが、見本に送ったこわれた皿と完全に同じに、それは一枚分の新しい皿の破片で、べつに手紙がついていた...
谷譲次 「踊る地平線」
...西班牙(スペイン)人は大満悦だ...
谷譲次 「踊る地平線」
...「ホウ! それはまたほんとかね?」フランボーは大満悦で叫んだ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...その文学的価値に大満悦のていだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...しごく大満悦なのだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...次平は生れながらの忍術使いだ、二三年みっちりやると、うまくなるぞ」成瀬九十郎はそんな事を言って、大満悦です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...蛙どもは大満悦だったが...
久生十蘭 「だいこん」
...何時になく大元気大満悦の体で帰って来て...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...「やっぱり、マン坊はちがうのう」武十旦那も、彼女の働きぶりに、大満悦である...
火野葦平 「花と龍」
...「お前は、がいな親孝行者(もん)ぞな」厄払いができたうえに、まさかのときには、養子先から、金の引きだせるあてもできたので、嫂のスギは、大満悦である...
火野葦平 「花と龍」
...婦人連はもう大満悦で...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...大谷社長大満悦で「気に入った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「それ程に買って貰えれば私も大満悦です...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...みんないるので大満悦です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...滞城四、五日で、信雄は大満悦で、伊勢へ向った...
吉川英治 「新書太閤記」
...大満悦な態(てい)となり...
吉川英治 「新・水滸伝」
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