...「大模様だね」と言って、何かの状況が混乱している様子を表現する...
...衣服の柄やデザインに「大模様」を使っている...
...カーペットや床などの表面が「大模様」の模様になっている...
...スポーツなどで、試合の結果が見えてきたときに「大模様」と言いあいする...
...会議やイベントの進行中に、予定外のトラブルが起きた場合に「大模様」と表現する...
...梅の大模様を散らした炬燵布団に...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...染分け地に麦の大模様をあしらったモダーン趣味の金紗の着物をき...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...ゆったりした円錐の山腹に数多くの雪田が大模様を描いている...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...大模様の文身の発達したのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大模様やボカシ入れや浮世絵風の精巧な図柄はありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大模様の裲襠(うちかけ)を絆纏(はんてん)のように着崩す飛んだ御中(ちゅうろう)ぶりで...
久生十蘭 「鈴木主水」
...その時私は菊の大模様のついた渋い好(い)いメリンスの袷を着て居たと覚えて居る...
宮本百合子 「M子」
...徳川の警戒心をゆるめようとして途方もなく派手な大模様の衣類をつけて登城した伊達に対して...
宮本百合子 「木の芽だち」
...涼やかな大模様の帷子(かたびら)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...大模様の片袖をかいがいしく脱ぎ絡(から)げたひとりの女性が一抱(ひとかか)えの矢を運んで来てその一本を彼の手に捧げた...
吉川英治 「新書太閤記」
...刺繍(ししゅう)の大模様の袖に...
吉川英治 「新書太閤記」
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