...世界の人々のあくびを一瞬にしてとまらせるような一大椿事が出現した...
海野十三 「ある宇宙塵の秘密」
...遠洋航海はじまっての大椿事だ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...あの一大椿事(だいちんじ)が突発したのは……...
海野十三 「恐しき通夜」
...いったいどうしてこんな大椿事が起こったのであろうか...
海野十三 「怪星ガン」
...大椿事(だいちんじ)を見まもった...
海野十三 「火星兵団」
...とつぜん思いがけない一大椿事(ちんじ)がもちあがった...
海野十三 「火星兵団」
...大椿事(だいちんじ)信仰のあつき一等運転士坂谷も...
海野十三 「火薬船」
...あのような大椿事(だいちんじ)のときにもあわてないで...
海野十三 「金属人間」
...一大椿事発生(ちんじはっせい)の先触(さきぶれ)かもしれない...
海野十三 「三十年後の世界」
...この大椿事(だいちんじ)をおこしたんだ...
海野十三 「超人間X号」
...屋根を破ったのみか天井裏でラジオ研究中の同家長男天野祐吉(二四)を惨死せしめた大椿事」という二つのニュースが...
海野十三 「放送された遺言」
...恐らく警察初まって以来の大椿事(だいちんじ)だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...この大椿事をこまごまと報道してしまったのだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...棄(すて)ては置けぬ大椿事だ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...ツバキを賞讃して八千代椿(やちよつばき)と称える訳は支那に『荘子(そうじ)』という書物があってその書中に「大椿(タイチン)ナルモノアリ八千歳ヲ春トナシ八千歳ヲ秋トナス」(原(も)と漢文)の語がある...
牧野富太郎 「植物記」
...これはかの『荘子』に出ている「大椿ナルモノアリ八千歳ヲ春トナシ八千歳ヲ秋トナス」の語へ我が「つばき」(椿)を取り合せ芽出度(めでた)い語として古人が作った称呼たるに過ぎない...
牧野富太郎 「植物記」
...とうとう大椿事(おおごと)になりましてなあ――」とその時の有志の一人が語った...
夢野久作 「近世快人伝」
...六月十一日の四条河原の勧進田楽(かんじんでんがく)の大椿事(だいちんじ)にはきもをつぶして...
吉川英治 「私本太平記」
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