...大日堂の裏手より裏見の滝へとこころざす...
伊藤左千夫 「滝見の旅」
...五日、乙未、相模国大庭御厨の内に、大日堂有り、本尊殊に霊仏なり、故将軍の御帰依等閑ならず、而るに近年破壊の由聞食し及ばるるに就いて、雑色を召し、修造を加ふ可きの旨、今日相州に仰せらると云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...故右大将家の御帰依浅からざりし相模国の大日堂がひどく荒れはててゐるやうですから即刻修理させるやうお取計ひ下さい...
太宰治 「右大臣実朝」
...日光の大谷の谷に添つた大日堂の少し先からこの都賀山に入つて...
田山花袋 「日光」
...あるいは峰の大日堂にもとづくとも伝説されている...
吉川英治 「江戸三国志」
...大日堂(だいにちどう)のゆかは...
吉川英治 「私本太平記」
...大日堂(だいにちどう)の下に着いたことを...
吉川英治 「私本太平記」
...その一点を凝視して、「大日堂は、会下山の西、半里ほどか」「半里もございますまい」「よしっ……」尊氏は言った...
吉川英治 「私本太平記」
...彼方の大日堂まで迂回してきた敵の山手隊は...
吉川英治 「私本太平記」
...しばし大日堂の部落で...
吉川英治 「私本太平記」
...大日堂から妙泉寺へかけての部落は...
吉川英治 「私本太平記」
...お山の大日堂の縁に...
吉川英治 「源頼朝」
...七大日堂は、御所之内の丘にあった...
吉川英治 「源頼朝」
...お山の大日堂へお渡りなされました」と...
吉川英治 「源頼朝」
...大日堂の屋根が高くあった...
吉川英治 「源頼朝」
...頼朝は、武者たちが退(の)き開いた間を通って、堂の階(きざはし)をのぼり、大日堂の一隅で、鎧(よろい)をまとった...
吉川英治 「源頼朝」
...蜩(ひぐらし)の声がいっぱいに聞える山の大日堂のまわりに...
吉川英治 「源頼朝」
...山の大日堂の縁に...
吉川英治 「源頼朝」
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