...初頭の文字を大文字にすると文章が読みやすくなる...
...「首段大文字」は、文章の書き方でよく注意される点の一つです...
...大文字山の火口に溶岩が溜まっているとの観測値が上がったため、周辺住民に一斉避難勧告が出された...
...天声人語と云う大文字がある...
芥川龍之介 「上海游記」
...そんな大文字も自分で書きました...
上村松園 「わが母を語る」
...人という大文字が...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...加茂堤に大文字を見る...
高浜虚子 「五百句」
...阿父が使いふるしの払子(ほっす)の毛先を剪(はさ)み切った様な大文字筆を持って居たのを...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その頭のPの大文字は...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...四つの大文字の意味を解することはできなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その山の真中に大文字の火が燃えている...
中里介山 「大菩薩峠」
...九時四十七分京都着、大文字屋へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...いつもの宿大文字屋へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三条河原町の大文字屋へおさまる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...空一杯の大文字で屡々「文学とは何ぞや」と掲示するのであるが...
牧野信一 「文学とは何ぞや」
...京都東山の大文字火同然人造に係る壮観が英国にある...
南方熊楠 「十二支考」
...『北瑣談』二に東山に七月十六日の夜立つる大文字の火唐土にもなしと孔雀先生も書き置かれたり...
南方熊楠 「十二支考」
...あの不二と書いてある大文字の懸物(かけもの)を枕もとにかけてくれ」と言いつけておいた...
森鴎外 「阿部一族」
...まるで針の山からきた木魂(こだま)みたいな声だったぜ」はぐれた雁(かり)一東山から大文字の麓(ふもと)あたりまではたしかに方角はついていたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...吉原で最高級の稲本、大文字、河内屋などの長廊下へ、ぼくらの汚い足痕が残るばあいは、おおむねそういう天恵な機会であった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...(*31) HPL Archive では Abominable Snow-Men と abominable が大文字から始まり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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