...大手を振って部屋から出ていった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...大手を振って戻って来られよう...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...だから警視庁は大手を振ってこの問題の「核心」に肉迫出来るというものである...
戸坂潤 「社会時評」
...よく空を眺めながら大手を振って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大手を振って注文できる組織を...
中井正一 「図書館法を地方の万人の手に」
...大手を振って手柄顔をすることがあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほとんど大手を振って集まって来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...大手を振って門内に通過した四人の壮士...
中里介山 「大菩薩峠」
...青天白日の下を大手を振って歩けるようにして出て来ているのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうして深夜、大手を振って、昨今の京洛を闊歩できるというのも、一つはこの御紋章が物を言うのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...木鼠小僧は大手を振ってのさばり返っている...
野村胡堂 「銭形平次打明け話」
...実隆も大手を振って九条家を尋ね得ることとなり...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...それから国道の上を大手を振ってあの男のほうに近づいていった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...大手を振って蔵前の家へ帰れる...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...大手を振ってのさばってるんだ...
山本周五郎 「さぶ」
...今じゃてんでん勝ちが大手を振って歩くのさ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...男のくせに大手を振って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...大手を振って歩けるものでないが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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