...小我乃ち物我を没して大我乃ち神我に合一する也...
石川啄木 「閑天地」
...大我と小我の区別やら...
太宰治 「正義と微笑」
...〃 廿二日〃 廿三日〃 廿四日〃 廿五日〃 廿六日〃 廿七日四月廿八日大死一番 天地一枚莫妄想無常迅速時不待人光陰可惜慎勿放逸裁断前念後念大事了畢身心脱落断命根己平究明大我爆発三昧発得天地同根 万物一体□山はしづかにして性を養ひ...
種田山頭火 「其中日記」
...しかし彼は自分の説く「自我」をフィヒテ等の所謂「超絶的自我」或は又仏教徒などのよく口癖にする「大我」というようなものから...
辻潤 「自分だけの世界」
...小我を没して大我に就くべきを説いた...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...この大我についておれば...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...「大我」はその「小我」が転身したものではなく...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...頭を割るか大我怪(けが)をするかよりほかに逃げ道はなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...小我を去って大我に還るとは...
豊島与志雄 「大自然を讃う」
...かかる大我慢にまで成長しているのを見て李陵は驚嘆した...
中島敦 「李陵」
...自然の大我(だいが)に活きるのである...
柳宗悦 「工藝の道」
...大我(だいが)に入らずして...
柳宗悦 「工藝の道」
...宗教において「大我」と云い「超我」と云い...
柳宗悦 「工藝の道」
...そこには「我(が)」を超えた「大我」がある...
柳宗悦 「工藝の道」
...自然の「大我(だいが)」だからである...
柳宗悦 「工藝の道」
...万般の目途は自我を越えた大我へと進んでゆきます...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...その大我にこそ統一せられた人類の影像が見えるのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...自然の大我に活きるのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
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