...大悪人ガスコをあのままにしておけるものか...
海野十三 「怪星ガン」
...大悪人(だいあくにん)だ「さあ...
海野十三 「人造人間の秘密」
...大悪人(だいあくにん)だと今の今まで思っていたが...
海野十三 「大空魔艦」
...やっぱり彼奴(きゃつ)らも大悪人だ...
海野十三 「大空魔艦」
...「この爺さんは大悪人です...
江戸川乱歩 「悪霊物語」
...疑いもない大悪人の無罪を主張する弁護士もない...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...主人を殺した大悪人である...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...こんな大悪人になって...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...天理にそむく大悪人...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...松木が光子の父であることがいけないのか……大悪人でも善人でもなく...
豊島与志雄 「古井戸」
...日本一の大悪人」言葉は千切れて飛んで...
野村胡堂 「礫心中」
...けれども決して大悪人ではございませんでした...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...いつたい探偵小説に出てくる悪漢は大悪人すぎるよ...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...かくて妾(しょう)は世の人より大罪人大悪人と呼ばるる無頼(ぶらい)の婦女子と室を同じうし...
福田英子 「妾の半生涯」
...そののちたまたまひもといた雑誌「演芸世界」の明治三十六年六月下旬号に「大悪人の広告」と題する小出緑水氏の一文があって...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...『貧児教育慈善開演御披露演演劇会一座旧大悪人無期徒刑囚特赦減刑人猿猴小僧事明治噂白浪三羽烏一人本名 市村栄次郎旧福井県士族当四十七年とこう書いてあって(明治白浪の三羽烏とは...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...ある一派の倫理学者の如く行為の結果を以て善悪の標準とする者はお七を大悪人とも呼ぶであろう...
正岡子規 「恋」
...逆臣とか、大悪人とか、光秀とかいう声は、ひそとも聞えないほど、慎まれていた...
吉川英治 「日本名婦伝」
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