...彼は大形の男性です...
...このトラックは大形の荷物を運べます...
...彼女は大形のビルのオーナーです...
...大形な物を運ぶのには、大型トラックが必要です...
...大形のスポーツ選手はよく体力を使います...
...大形な陶器の瓦斯煖炉(ガスだんろ)も見えた...
芥川龍之介 「毛利先生」
...――手附(てつき)の大形の花籠(はなかご)と並べて...
泉鏡花 「印度更紗」
...革表紙の大形の手帳をその中から引張り出した...
薄田泣菫 「茶話」
...いましも大きな弁財船(大形の和船)が港へ入ろうとしているところへ...
知里真志保 「あの世の入口」
...大形の井の字がすりが白くきわ立って織り出されている...
寺田寅彦 「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
...その大形であつて...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...羊歯状結晶はこの装置では非常に速く生長し大形のものが出来た...
中谷宇吉郎 「雪」
...柿色に蝶鳥を染めたる大形の裕衣きて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...夏に淡紅紫色の大形の唇形花を茎梢葉腋の短き聚繖梗にひらき...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ただ在るものは小形ならびに中形位のものでその大形のものは余程運が好くなければ見る事が六ヶ(ムツカ)しい...
牧野富太郎 「植物記」
...故にこの大形のフキもその自生地を除いては...
牧野富太郎 「植物記」
...鱗片(りんぺん)も大形で肉厚く黄色を呈(てい)し...
牧野富太郎 「植物知識」
...パナマハットの大形なるを頂き...
三宅花圃 「藪の鶯」
...油のたっぷり付いた大形な銀杏返しに赤い玉のつながった根がけなどをかけて「おはしょり」の下から前掛けを掛ける事まで覚えて仕舞った...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...ホッと立つ細い油煙の臭いと土の臭味の満ちた中にお関は自分の髪結いに用う大形の鏡を持って立って居るのであった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...悪筆で次の歌などは大形(おおぎょう)に一字ずつ離して書いてある...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...概して信楽の窯は大形のもの多く...
柳宗悦 「工藝の道」
...やや大形のものにはよく用いられる...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
便利!手書き漢字入力検索