...先の斜(なな)めに減った杖(つえ)を振り廻しながら寂光院と大師流(だいしりゅう)に古い紺青(こんじょう)で彫りつけた額を眺(なが)めて門を這入(はい)ると...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...女の方は大師流を習つてゐる...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女の方は大師流を習っている...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そいつは大師流(たいしりう)とか何んとか言ふんだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夫小倉嘉門は大師流(たいしりう)をよくいたし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...……大師流で手蹟(て)はいいが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...大師流(だいしりゅう)のいい手蹟(て)だ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...これが大師流のいい手跡(て)でとても中間陸尺に書ける字じゃない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...大師流あたりを加味してゐる...
吉川英治 「折々の記」
...大師流の拓本(たくほん)が載っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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