例文・使い方一覧でみる「大嫌い」の意味

...寧ろ喇嘛寺などは大嫌いなれど... 寧ろ喇嘛寺などは大嫌いなれどの読み方
芥川龍之介「北京日記抄」

...その癖蒼くなって机に噛（かじ）りついているのが大嫌いで... その癖蒼くなって机に噛りついているのが大嫌いでの読み方
大阪圭吉「坑鬼」

...たとえばガムシャラなくせに子供の時分から私は雷が大嫌いで... たとえばガムシャラなくせに子供の時分から私は雷が大嫌いでの読み方
橘外男「ナリン殿下への回想」

...入浴することや洗濯することの大嫌いな... 入浴することや洗濯することの大嫌いなの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...小っぽけな感情は大嫌いなんです... 小っぽけな感情は大嫌いなんですの読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「妻」

...私はお前みたいなもの大嫌いさ」インキはこう答えました... 私はお前みたいなもの大嫌いさ」インキはこう答えましたの読み方
夢野久作「ペンとインキ」

...あの男は酒を飲んだり、放埒（ほうらつ）なまねをしたりするのは、大嫌いなんだが、それだのに父親はあの男でなければ、夜も日も明けないありさまだ！』それは全く事実であった... あの男は酒を飲んだり、放埒なまねをしたりするのは、大嫌いなんだが、それだのに父親はあの男でなければ、夜も日も明けないありさまだ！』それは全く事実であったの読み方
ドストエーフスキイ中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」

...それを聞き返されるのが大嫌いであった... それを聞き返されるのが大嫌いであったの読み方
中島敦「斗南先生」

...福島嘉平太というのが大嫌いでな... 福島嘉平太というのが大嫌いでなの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...所で私は客などがウヂャ／＼酒を呑（の）むのは大嫌い... 所で私は客などがウヂャ／＼酒を呑むのは大嫌いの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...小僧はそんな事は大嫌いであった... 小僧はそんな事は大嫌いであったの読み方
夢野久作「猿小僧」

...リッチフォードなんて、心底大嫌い... リッチフォードなんて、心底大嫌いの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「くちなしの花」

...もうこんな年になったとて老人ぶることは私は大嫌いで... もうこんな年になったとて老人ぶることは私は大嫌いでの読み方
牧野富太郎「牧野富太郎自叙伝」

...私はこの軍医さんが大嫌い... 私はこの軍医さんが大嫌いの読み方
三浦環「お蝶夫人」

...私はこの虫が大嫌いでね... 私はこの虫が大嫌いでねの読み方
村井弦斎「食道楽」

...大嫌いです」万三郎は「蕨めし」の失敗を思いだしたのである... 大嫌いです」万三郎は「蕨めし」の失敗を思いだしたのであるの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...それがし大嫌いだ... それがし大嫌いだの読み方
吉川英治「三国志」

...おれは腐れ役人の手先になんぞなるのは生れつき大嫌いだ... おれは腐れ役人の手先になんぞなるのは生れつき大嫌いだの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

「大嫌い」の読みかた