例文・使い方一覧でみる「大姫君」の意味


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...若い女房にはこの応対にあたりうる者もなく、皆きまり悪く上気している者ばかりであったから、部屋(へや)へ下がって寝ているある一人を、起こしにやっている間の不体裁が苦しくて、大姫君は、「何もわからぬ者ばかりがいるのですから、わかった顔をいたしましてお返辞を申し上げることなどはできないのでございます」と、品のよい、消えるような声で言った...   若い女房にはこの応対にあたりうる者もなく、皆きまり悪く上気している者ばかりであったから、部屋へ下がって寝ているある一人を、起こしにやっている間の不体裁が苦しくて、大姫君は、「何もわからぬ者ばかりがいるのですから、わかった顔をいたしましてお返辞を申し上げることなどはできないのでございます」と、品のよい、消えるような声で言ったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君は美しい字でこう書いた...   大姫君は美しい字でこう書いたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君は自分は悲しみから超越しているというふうを見せるためでなく...   大姫君は自分は悲しみから超越しているというふうを見せるためでなくの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...ああは言いながらも大姫君の心にもようやく悲しみの静まって来たこのごろになって...   ああは言いながらも大姫君の心にもようやく悲しみの静まって来たこのごろになっての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君はさすがに苦しい気がして恥ずかしく思われるのであったが...   大姫君はさすがに苦しい気がして恥ずかしく思われるのであったがの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君は中の君様をお望みになればとそう希(ねが)っていらっしゃるらしゅうございます...   大姫君は中の君様をお望みになればとそう希っていらっしゃるらしゅうございますの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君のこうして来たのがうれしくて...   大姫君のこうして来たのがうれしくての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君も事情はよくわかっていないのであったから...   大姫君も事情はよくわかっていないのであったからの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...そして大姫君の所へ行き...   そして大姫君の所へ行きの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...自分だけでも結婚しての苦を味わうまいといよいよ薫の望むことに心の離れていく大姫君であった...   自分だけでも結婚しての苦を味わうまいといよいよ薫の望むことに心の離れていく大姫君であったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君はましてこの感を深く覚えているのであった...   大姫君はましてこの感を深く覚えているのであったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...死にたいとさえ思うほどの無価値な自分ではないかと大姫君は聞いていて思うのであったが...   死にたいとさえ思うほどの無価値な自分ではないかと大姫君は聞いていて思うのであったがの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...いつかこうお言いになったことがあるなどと大姫君のことを語って...   いつかこうお言いになったことがあるなどと大姫君のことを語っての読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君を知らず、愛していなかった人でも、この薫の悲しみにくれた様子を見ては涙のわかないはずもないと思われるのに、まして中の君自身もこのごろの苦い物思いに心細くなっていて、今まで以上にも姉君のことが恋しく思い出されているのであったから、薫の憂いを見てはいっそうその思いがつのって、ものを言われないほどになり、泣くのをおさえきれずになっているのを薫はまた知って、双方で哀れに思い合った...   大姫君を知らず、愛していなかった人でも、この薫の悲しみにくれた様子を見ては涙のわかないはずもないと思われるのに、まして中の君自身もこのごろの苦い物思いに心細くなっていて、今まで以上にも姉君のことが恋しく思い出されているのであったから、薫の憂いを見てはいっそうその思いがつのって、ものを言われないほどになり、泣くのをおさえきれずになっているのを薫はまた知って、双方で哀れに思い合ったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君の死は取り返しのならぬものであったが...   大姫君の死は取り返しのならぬものであったがの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君の死が悲しく思われ...   大姫君の死が悲しく思われの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...大姫君のお亡(かく)れになりましたことはあきらめきれません」などと泣きながら常陸の妻は言う...   大姫君のお亡れになりましたことはあきらめきれません」などと泣きながら常陸の妻は言うの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...薫を良人(おっと)として大姫君のいで立って行くこうした供をする日を期していたにもかかわらず...   薫を良人として大姫君のいで立って行くこうした供をする日を期していたにもかかわらずの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

「大姫君」の読みかた

「大姫君」の書き方・書き順

いろんなフォントで「大姫君」


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