...大姫君には琵琶(びわ)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君は美しい字でこう書いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君は遊びとしてさえ恋愛を取り扱うことなどはいとわしがるような高潔な自重心のある女性であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君は二十五、中姫君は二十三になっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君は自分は悲しみから超越しているというふうを見せるためでなく...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮はたとい出家をあそばされても、生きてさえおいでになればこんなふうに使いが常に往来(ゆきき)することによって自分らは慰められたであろう、どんなに心細い日を送っても、また父君にお逢(あ)いのできる日はあったはずであるなどと二人は語り合って、大姫君、君なくて岩のかけ道絶えしより松の雪をも何とかは見る中の君、奥山の松葉に積もる雪とだに消えにし人を思はましかば消えた人でない雪はまたまた降りそって積もっていく、うらやましいまでに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あげまきに長き契りを結びこめ同じところに縒(よ)りも合はなんと書いて大姫君に見せた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...髪を洗わせなどした中の君の姿を大姫君はながめているだけで人生の悲しみも皆忘れてしまう気がするほどな麗容だった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...さまざまに大姫君が煩悶(はんもん)をしている時に源中納言からの手紙が来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宇治の大姫君を薫は情人にしていると信じておいでになるからである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中納言は火災後再築している三条の宮のでき上がり次第によい方法を講じて大姫君を迎えようと考えていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あの人がかわいそうでございます」それに続いて大姫君の歎く気配(けはい)がした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君は羞恥(しゅうち)を覚えるのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いつものように大姫君の話を薫はして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なぜ大姫君の望んだことに自分はそむいて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君に似たと言われたことに心が惹(ひ)かれて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君の忌日の法会(ほうえ)に供養する経巻や仏像のことを依託した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君とはあまりに懸隔のあるお身代わりでおそれおおいと申しておりましたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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