...今天(あめ)が下(した)に法誉無上(ほうよむじょう)の大和尚(だいおしょう)と承わったが...
芥川龍之介 「邪宗門」
...大和尚の風采(ふうさい)をそなえている...
井上円了 「おばけの正体」
...大和尚に伺ってみましょうか」「およしなさい...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは名刹(めいさつ)恵林寺の大和尚として...
中里介山 「大菩薩峠」
...碩学(せきがく)高僧である大和尚が...
中里介山 「大菩薩峠」
...その大和尚がとうとう君...
中里介山 「大菩薩峠」
...真率なる快活なる宗近家の大和尚(だいおしょう)は...
夏目漱石 「虞美人草」
...大和尚(だいおしょう)の怖(こわ)がらぬのも無理はない...
夏目漱石 「虞美人草」
...長吉は我が門前に産声(うぶごゑ)を揚げしものと大和尚(だいおしよう)夫婦が贔負(ひいき)もあり...
樋口一葉 「たけくらべ」
...大和尚大笑ひに笑ひすてて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...長吉(ちようきち)は我(わ)が門前(もんぜん)に産聲(うぶごゑ)を揚(あ)げしものと大和尚夫婦(だいおしようふうふ)が贔屓(ひゐき)もあり...
樋口一葉 「たけくらべ」
...『唐大和尚東征伝』や蘭人リンスコテンの『東印度紀行(ヴォヤージュ・エス・アンドリアンタル)』(一六三八年アムステルダム版...
南方熊楠 「十二支考」
...村でもただ「大和尚」と呼んで...
柳田国男 「故郷七十年」
...一二 大和尚に化けて廻国せし狸のこと話が山から出てきたついでに...
柳田国男 「山の人生」
...その名にふさはしい巨躯と温容とを持つ大和尚山を右舷に遠望しながら...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...さらに禅門各大和尚たちの...
吉川英治 「新書太閤記」
...法印大和尚位(だいかしょうい)聖覚釈の信空法蓮熊谷蓮生房それに――善信(親鸞)法然と...
吉川英治 「親鸞」
...時に沢庵大和尚へなげきたてまつり一則のこうあん(公案)お示しをうけ一心伝道たらずといへども...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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