...わが国の天狗大和尚(てんぐだいおしょう)の顔によほど似たところがあり...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...大和尚に伺ってみましょうか」「およしなさい...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは名刹(めいさつ)恵林寺の大和尚として...
中里介山 「大菩薩峠」
...碩学(せきがく)高僧である大和尚が...
中里介山 「大菩薩峠」
...安然大和尚に譲らねえつもりだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その大和尚がとうとう君...
中里介山 「大菩薩峠」
...大和尚(だいおしょう)の怖(こわ)がらぬのも無理はない...
夏目漱石 「虞美人草」
...ただし大和尚は迷惑党である...
夏目漱石 「虞美人草」
...長吉は我が門前に産声(うぶごゑ)を揚げしものと大和尚(だいおしよう)夫婦が贔負(ひいき)もあり...
樋口一葉 「たけくらべ」
...長吉は我が門前に産聲を揚げしものと大和尚夫婦が贔屓もあり...
樋口一葉 「たけくらべ」
...長吉(ちようきち)は我(わ)が門前(もんぜん)に産聲(うぶごゑ)を揚(あ)げしものと大和尚夫婦(だいおしようふうふ)が贔屓(ひゐき)もあり...
樋口一葉 「たけくらべ」
...村でもただ「大和尚」と呼んで...
柳田国男 「故郷七十年」
...一二 大和尚に化けて廻国せし狸のこと話が山から出てきたついでに...
柳田国男 「山の人生」
...その名にふさはしい巨躯と温容とを持つ大和尚山を右舷に遠望しながら...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...法印大和尚位(だいかしょうい)聖覚釈の信空法蓮熊谷蓮生房それに――善信(親鸞)法然と...
吉川英治 「親鸞」
...あはせて長井石峰の『正眼国師盤珪大和尚』といふ評伝も読んだが...
吉野秀雄 「ひとの不幸をともにかなしむ」
...その間に東大寺の戒壇で大和尚から具足戒をうけて一人前の僧侶となり...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...先輩法載・義静の二人と共に大和尚から後事を託せられた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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