...大助は残りの十九人の名前を調べ出さなければ...
薄田泣菫 「茶話」
...雨の日もこの長い廊下は通行人にとつて大助かりだらうし...
太宰治 「津軽」
...此の金掘りと大助の行くえは明かでない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...パリー大司教の大助祭となっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...サン・ジェルマン・デ・プレの修道院長大助祭はその全聖職者に命じて荘厳な行列をなさしめ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それを玄關に送り出しながら私の頭に國友大助の事が浮び上つていた...
三好十郎 「肌の匂い」
...國友大助は危險を感じたか...
三好十郎 「肌の匂い」
...藤尾のようすに惹かれて大助がひょいとそっちを見た...
山本周五郎 「新潮記」
...道を譲りながら相手を見た大助は...
山本周五郎 「新潮記」
...けれども大助はますます好奇心のとりこになった...
山本周五郎 「新潮記」
...かの女は大助にむかってこう告白したことがある...
山本周五郎 「新潮記」
...一般の情勢が滞頓しはじめたのに業をにやされたらしい」「そんなことをずばずば大助に云ったのか」「だってそれが...
山本周五郎 「新潮記」
...そのうえ大助と秀之進を追っていった探索の者らも...
山本周五郎 「新潮記」
...十日ほど前に江戸から帰って来た大助は...
山本周五郎 「新潮記」
...夕餉(ゆうげ)も平生のとおり大助といっしょに摂(と)った...
山本周五郎 「つばくろ」
...大助が独りで遊んでいる姿など眼につくと...
山本周五郎 「つばくろ」
...そのときは大助も危うく峠を越して...
山本周五郎 「つばくろ」
...私までが大助かりをしておりまする」「そなたは幾人も生み育てたが...
吉川英治 「私本太平記」
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