...おかげ様で大助かりだつた...
芥川龍之介 「講演軍記」
...大助君は、そのばん十一時ごろ、ふと目がさめて、お手洗いへいきたくなったので、パジャマのままベッドを出て、用をすませ、廊下をもどってきました...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...私は國友大助を訪ねて行つたが...
三好十郎 「肌の匂い」
...太橋市三郎の二男で大助という...
山本周五郎 「新潮記」
...冗談じゃないと大助は思った...
山本周五郎 「新潮記」
...糒や乾し味噌などを買うまで大助は信じられない顔つきをしていた...
山本周五郎 「新潮記」
...大助はしんそこから同情に駆られていた...
山本周五郎 「新潮記」
...大助はそう考えながら...
山本周五郎 「新潮記」
...それが大助と牒(しめ)し合せたものだと察したに違いない...
山本周五郎 「新潮記」
...一拳を空に挙げるだけでもむだではないと思う」「するとお国許とは別行動でございますか」「そこは折衝の上だ」大助は思案するようにちょっと黙った...
山本周五郎 「新潮記」
...そこから大助に手紙を持たせてやった...
山本周五郎 「新潮記」
...大助はそれに気づいておやと思った...
山本周五郎 「新潮記」
...楠公はそんな人であってはならないんだ」こんどは大助はなにも云わず歩いている自分の足の爪尖へじっと眼をおとしていた...
山本周五郎 「新潮記」
...大助は構わずしずかに読みだした...
山本周五郎 「新潮記」
...……彼は大助が絶望だと知ったのだろう...
山本周五郎 「つばくろ」
...お前さんたちがはじめに橇を押しだしてやつたら犬共は大助かりだよ...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...そして大助は、学文路(かむろ)までお送り申しあげて――」といいつけた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...にも関わらず、大助はなお、聞えぬふりをしていたが、佐渡と縫殿介(ぬいのすけ)とは、異な顔をして、すぐ足を止め、「大助どの、誰か呼んでおりますぞ」と教えつつもそれへ眼を注(そそ)ぐ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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