...図書の弟に今一人「的場大助」と云う者があって...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...此の大助の代りの役目を自ら買って出た河内介と云うものを...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...頑強な関守の本田大助も...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...涼しく大助かりなり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...熱は六度八分ですから大助りです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうすれば大助りね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大助はひと足ごとに呻(うな)った...
山本周五郎 「新潮記」
...大助は運命の操る糸の目をみるような思いがした...
山本周五郎 「新潮記」
...……大助は蘭学をも覗(のぞ)いたことがあり...
山本周五郎 「新潮記」
...ふと大助は秀之進にどこからか見まもられているような気がしてはっとなった...
山本周五郎 「新潮記」
...大助がなにかしら他人のために尽そうとする場合...
山本周五郎 「新潮記」
...大助は首を捻(ひね)ったがまったく見当がつかなかった...
山本周五郎 「新潮記」
...道を譲りながら相手を見た大助は...
山本周五郎 「新潮記」
...大助の寓居から自分の家へ戻った竹亭寒笑が...
山本周五郎 「新潮記」
...大助はふと眼をあげて話題を変えた...
山本周五郎 「新潮記」
...大助は独りで、一通の手紙をひらいてじっと腕組みをしていたが、秀之進が坐るとすぐに云った...
山本周五郎 「新潮記」
...なにしろ」大助は気があがっているので...
山本周五郎 「新潮記」
...大助の世話だけして呉れればいいのですから...
山本周五郎 「つばくろ」
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