...大正天皇御即位の大典に贈位の恩典に預ったが...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...御所の御大典の材料を拝領したので茶室をつくりました...
上村松園 「古い記憶を辿って」
...大典(てん)和尚の学語編(がくごへん)には※(さけ)の字を出されたり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「即位」の大典をあげるや...
高神覚昇 「般若心経講義」
...「これを御大典のお祝ひ日に着るんですつて」と...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...四御大典とそれにつゞく奉祝日は瞬(またゝ)くまに過ぎ去つた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...○帝劇でやつた御大典記念の『名和長年』は非常に当つたものださうだ...
田山録弥 「或新年の小説評」
...永樂大典より數百部の書を抽出して入れたが...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...また御大典の夜の賑など思出るがまゝに之を書きつゞらば...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...「不磨(ふま)の大典」と称し...
蜷川新 「天皇」
...新大典侍の方からして北方の地を割(さ)いてくれとの交渉が永正七年にあったのを見ると...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...咳一つ聞えぬ中を天皇旗剣花坊大正天皇御大典将門に指もさゝせぬ紫宸殿同南洋に面して据える高御座同第一の句は殊に名高い...
正岡容 「大正東京錦絵」
...前年御大典に臨み...
南方熊楠 「十二支考」
...二十五日夕「昭和の御大典奉祝を如何に記念すべきや」二十六日夕「ゆかしなつかし宮城野信夫」の二題を演じ...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...伊東大典医は冲斎玄樸であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『経国大典』に当時下官の者に銀入糸の馬鞍(うまぐら)を禁止した旨が記してあるから...
柳宗悦 「工藝の道」
...大正天皇の御大典記念に學校から分けてくれた銀杏が三本立つてゐる...
横瀬夜雨 「五葉の松」
...多分この大典のあとのことであろうと思われるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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