...彼は大入道のような体格をしている...
...この寺には大入道が安置されている...
...大入道になるほど食べないでね...
...サムライの格好をして、大入道の仮面をつける...
...「大入道」と呼ばれる町の祭りがあります...
...鬼神力が具体的に吾人の前に現顕する時は、三つ目小僧ともなり、大入道ともなり、一本脚傘の化物ともなる...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...「アノ大入道はなにものか...
井上円了 「おばけの正体」
...大入道のようなかっこうで...
海野十三 「火星兵団」
...怪博士と大入道赤ン坊の姿は...
海野十三 「地球盗難」
...「大入道の赤ン坊か...
海野十三 「地球盗難」
...背丈が一丈を越える大入道となっていた...
海野十三 「地球盗難」
...大入道(おうにうどう)のA氏(し)が奥(おく)から出(で)て来(き)て...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...大入道の頭を持ちあげてきたら...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...此処にも大入道が居るよ...
豊島与志雄 「白血球」
...鼬(いたち)の右の眼と大入道の左の眼とを持った子供となるかも知れなかった...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...大入道の頭をのし掛けている...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...大入道(おおにゅうどう)の圭さんが空を仰いで立っている...
夏目漱石 「二百十日」
...これは大入道で髯武者で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大あぐらの茶碗酒で湯アガリどころか茹蛸もどきの大入道で最早呂律も廻らぬ態たらくであつた...
牧野信一 「月あかり」
...戸のそとに大入道(おおにゅうどう)でもきて...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「カエルの王さま」
...白い大入道の中味が...
夢野久作 「オンチ」
...年の頃五十には過ぎしと思はるゝ六尺豊かの大入道の...
夢野久作 「白くれない」
...夜になると軒先に大入道になつて立つてゐたり...
若山牧水 「山寺」
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