...大仰な仕草をするのはやめなさい...
...彼女は少々大仰な人物です...
...大仰な装飾品をつけるのは似合わない...
...大仰すぎる言葉を使わずにシンプルに説明してください...
...彼の発言は大仰だが、根拠がない...
...二三度大仰にうごめかしながら...
芥川龍之介 「仙人」
...大仰(おおぎょう)にぐるりと頭を廻すと...
芥川龍之介 「百合」
...かくのごとくすること幾春秋――なんて大仰だが...
谷譲次 「踊る地平線」
...飾りたてた発声法をもってる大仰(おおぎょう)な甘ったるい節回しのイタリー歌劇(オペラ)を重んじなかったが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「これはまた大仰(おおぎょう)な...
中里介山 「大菩薩峠」
...度を失うてあわてきっているのがあまりに大仰(おおぎょう)です...
中里介山 「大菩薩峠」
...出入りを差止めるなんていいやしませんでしたか」「そんなことはいいやしませんよ」「それで安心……」金助は大仰に胸を撫で下ろす真似をしながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...大仰(おおぎょう)なこった...
中里介山 「大菩薩峠」
...その人物は大仰に立ち上がった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...しかし、奇妙なことに、大仰のわりに、被害は少かった...
火野葦平 「花と龍」
...家の片づけようもろくそっぽ知りゃしないんだねえ」大仰に...
「小祝の一家」
...さすがに事の大仰(おおぎょう)になるのに遠慮されて御無沙汰(ごぶさた)を申し上げているとこんなことをおりおり歎息(たんそく)しておいでになるのでございます」などと中納言は申し上げた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大仰に言いたてられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この先の興行を一体どうして打つつもりだい」「この先?」「そうよ!」と伊兵衛は大仰(おおぎょう)に...
吉川英治 「江戸三国志」
...大仰(おおぎょう)な」関羽は...
吉川英治 「三国志」
...大仰(おおぎょう)に咎めだてした...
吉川英治 「三国志」
...大仰(おおぎょう)に感心しだしたらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...「――なんと大仰(おおぎょう)な...
吉川英治 「新書太閤記」
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