...大仰な仕草をするのはやめなさい...
...彼女は少々大仰な人物です...
...大仰な装飾品をつけるのは似合わない...
...大仰すぎる言葉を使わずにシンプルに説明してください...
...彼の発言は大仰だが、根拠がない...
...芸術だの何だのという大仰な言葉を使つて人さわがせをするにはあたらないのである...
伊丹万作 「ルネ・クレール私見」
...きたないこのバラックを訪ねるにしてはたしかに大仰(おおぎょう)で...
高見順 「いやな感じ」
...大仰な言いかたをすれば...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...何という莫迦々々(ばかばか)しい大仰さ...
谷譲次 「踊る地平線」
...大仰(おおぎょう)な見得を切る...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...手をかざし大仰に與八を見上げて...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...柄にもなく大仰なことを言ってしまったことが...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...大仰に左の耳を彼の方に差出した...
豊島与志雄 「オランウータン」
...大仰らしく調べている綱手へも腹が立ってきた...
直木三十五 「南国太平記」
...その大仰な仕事ぶりを見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...助けてくれ! は少し大仰だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...この話は大仰に云えば...
中谷宇吉郎 「油を搾る話」
...助けてくれ」平次は大仰な身ぶりをしました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大仰にうなずいて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...大仰(おおぎょう)さは少しもない...
吉川英治 「黒田如水」
...大仰(おおぎょう)に咎めだてした...
吉川英治 「三国志」
...「――なんと大仰(おおぎょう)な...
吉川英治 「新書太閤記」
...重秀(しげひで)は、わざと大仰に、「牛とは、おひどい」庶民に向ったら、どんなに恐(こわ)い顔の幅(はば)を見せるだろうと思いやられる重秀であったが、多分にお道化(どけ)もして見せられる半面の持ち主だった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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