...大仰な仕草をするのはやめなさい...
...彼女は少々大仰な人物です...
...大仰な装飾品をつけるのは似合わない...
...大仰すぎる言葉を使わずにシンプルに説明してください...
...彼の発言は大仰だが、根拠がない...
...この上を大仰(おおぎょう)に踏みつける真似をした...
芥川龍之介 「煙管」
...彼は、日にやけた顔に、微笑を浮べながら、わざと大仰に、小首を傾けた...
芥川龍之介 「煙草と悪魔」
...大仰(おおぎょう)に顔をしかめながら...
芥川龍之介 「偸盗」
...その彼が大仰な身振りではじめた話も...
犬田卯 「瘤」
...あの大仰な逡巡と譲歩の組立ては...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...何という莫迦々々(ばかばか)しい大仰さ...
谷譲次 「踊る地平線」
...この話は大仰に云えば...
中谷宇吉郎 「油を搾る話」
...ドスをぬいてきりかかってきたというのはいささか大仰ではないかと...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...金蔵破りのほうはいっさい心配はいらぬと大仰(おおぎょう)な頬桁(ほおげた)をたたいておったのを...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...しかし、奇妙なことに、大仰のわりに、被害は少かった...
火野葦平 「花と龍」
...大仰に腕をひろげて無理矢理に登志子を坐らせた...
牧野信一 「海路」
...大仰(おおぎょう)に眉をひそめて受けて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...大仰に袴の両岨(りょうそわ)を取った頓野老人は...
夢野久作 「笑う唖女」
...あの時釘勘の口ぶりとしてチと大仰(おおぎょう)に聞こえたけれど...
吉川英治 「江戸三国志」
...「――なんと大仰(おおぎょう)な...
吉川英治 「新書太閤記」
...大仰に、頭を掻いた...
吉川英治 「平の将門」
...膝を縛れ――などと大仰(おおぎょう)にさわぎだすと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...こういう大仰(おおぎょう)な見送りなど...
吉川英治 「宮本武蔵」
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