...彼は大人物だから、彼の言葉は重要だ...
...彼女は政治家の大人物と結婚した...
...彼が部長になった時、彼はまさに大人物だった...
...彼は常に大人物のような振る舞いをする...
...私は伝説的な大人物に会うためにここに来た...
...実際はそれ程の大人物に非ず...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...歴史とは大人物の伝記のみとカーライルの喝破(かっぱ)した言にいくぶんなりともその理を認むる者は...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...高が五六十頁か其辺(そこら)の筆記物の二十冊や三十冊や呑込んだ処で大人物とは恐入つたもんだ子...
内田魯庵 「犬物語」
...「実は重大人物が行方不明となりましたものですから...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...只々(ただただ)重大人物博士の失踪(しっそう)について非常なる憂慮(ゆうりょ)と不安と焦燥(しょうそう)とを覚えている次第でございます」「失踪事件ならば...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...大人物というも他にはない...
大隈重信 「青年の新活動方面」
...之を治めし大人物の功業の偉大なりしと...
高木敏雄 「比較神話学」
...両氏共に高潔俊爽の得難き大人物にして帷幕(いばく)の陰より機に臨み変に応じて順義妥当の優策を授け...
太宰治 「砂子屋」
...永く歴史上の大人物たるを得可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...「君たちは自国の大人物どもの怯懦(きょうだ)を知らないのだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「九十三年に働いた人々は皆大人物です...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ともかくも明治朝臣のなかで巍然(ぎぜん)とした大人物...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...これまたその方では人後に落ちぬ大人物だから...
久生十蘭 「魔都」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...人の称讃に耳を借さない真の大人物だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...後世に名を残すほどの大人物になった」「ここにいるみんなに...
山本周五郎 「さぶ」
...野に隠れたる大人物とは...
吉川英治 「三国志」
...「ああ! およそ世間から大人物だなどといわれているほどな者も...
吉川英治 「新・水滸伝」
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