...風はなしするから大丈夫だといって仰有ることを聞かずに出かけました...
有島武郎 「溺れかけた兄妹」
...電気は切りました」「大丈夫だな...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
......
高見順 「死の淵より」
...今に口が利けるから大丈夫だと言ったそうだが...
高村光太郎 「回想録」
...彼は大丈夫だと思っていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大丈夫だとの自信がもてる...
豊島与志雄 「立札」
...――ああ何という下らないことを考えてるんだ!――ジャヴェルの方はもう大丈夫だ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...此の調子なら今日はいよ/\大丈夫だと思つた...
永井荷風 「男ごゝろ」
...「大丈夫だよ、――それ丈けの恰幅なら『千里の虎』位は組伏せられるよ、――お前さんは幾つだえ、何? 十八?孤兒(みなしご)になつて、御新造の厄介になつて居る? さうかい」下女のお喜代の逞(たく)ましい身體を、平次はつく/″\眺めて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これだけは残して置きたいと思うのやが」「こんなものは大丈夫だとは思うが...
久生十蘭 「ノア」
...未だ/\大丈夫だといふ風に歌ひながら静かに梢を回り...
牧野信一 「蝉」
...」もう大丈夫だと安心しながらジヨバンニは...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...大丈夫だ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...おれは大丈夫だ、けれども胸が潰れちまう、この石をどけてくれ、栄二は苦しさのあまり身もだえをした...
山本周五郎 「さぶ」
...大丈夫だとタカを括(くく)って向き直った態度の立派さには又...
夢野久作 「暗黒公使」
...大丈夫だよ...
夢野久作 「焦点を合せる」
...「大丈夫だよ君、行けそうだ」...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...「いや、大丈夫だろう...
吉川英治 「上杉謙信」
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