...‥‥全世界の研究者はラザフォードを絶大の権威者と認め...
石原純 「ロード・ラザフォード」
...八犬士その他の登場人物の名は歴史にあらざる歴史を作って人名字書中の最大の名よりもヨリ以上に何人にも知られておる...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...東京帝大の仏蘭西(フランス)文科に入学したのは昭和五年の春であるから...
太宰治 「十五年間」
...まさにこのことに人間の最大のそして主要な完全性は存する故に...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...まさにこのことに人間の最大のそして主要な完全性は存するゆえに...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...等身大の十字架のような台がある...
外村繁 「澪標」
...油絵肖像画の新発展につきて多大の参考となるがためなるべしと思為(しい)せざるを得ず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...最大の武器の一つである...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...大の男が泣く奴があるものか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夜は大の男を四五人も集めて“子曰(しのたまわ)く”の素読の稽古(けいこ)だ」「…………」「それは不思議でないにしても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大の男のくせに恐ろしく敏感です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この歎願書は端(はし)なくも各方面に多大の反響を捲き起し...
火野葦平 「糞尿譚」
...これに大の字を附するは能くこれをして大ならしめざるのみならず...
正岡子規 「俳諧大要」
...大の男にお給仕をして貰って――なんて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...幸福の問題は主知主義にとつて最大の支柱であるとさへいふことができる...
三木清 「人生論ノート」
...自分も同じ大臣といっても最大の権力のある大臣を父として...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...木戸口に俎板(まないた)大の駒下駄と畳一畳ぐらいの大かごを飾り...
山本笑月 「明治世相百話」
...それがこの時代の民衆の生活に暗い影を投げた最大の原因である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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