...今日の飛行機は莫大の燃料を要し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...高山(たかやま)の奧より落つる長水(ちやうすゐ)に巨大の河馬(かば)の嘯(うそぶ)きて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...面積一万五千平方マイルのデンマークにとりましては三千平方マイルの曠野は過大の廃物であります...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
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高見順 「死の淵より」
...五百羅漢製作においても多大の精進(しょうじん)を積まれ一丈六尺の釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)の坐像...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...支那民族は世界に於ける最大の農耕民族であり...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...君の遠大の浪漫を...
太宰治 「砂子屋」
...商品の利用の最大の法則要目 七一 部分的需要曲線の出発点を決定する事情...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...彼は大の甘党で、夜床についてからも、何かしら甘いものを枕頭へ引寄せて、ぽつ/\食べてゐたが、しこたま買ひこんで来る丸ビルの丸菱の甘味は甘いもの嫌ひの晴代には、美味(うま)さうには見えなかつた...
徳田秋声 「のらもの」
...過大の要求をなすことが許されるのは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...音もなく飛んだ刀は壮士の小鬢(こびん)をかすめて、再び刃の音の立つ時、壮士は鳥の如く後ろへ飛び退(さが)る、竜之助は透(すか)さずそれを追いかける、受けて、また後ろへ飛ぶ途端に、無残や大の男は、石に躓(つまず)いて(どう)と横ざまに倒れる――この時まで壮士は足駄(あしだ)を穿いていたものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...子供が居ないことは最大の不幸のひとつと考え...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...「ヘンデルは最大の音楽家だ」と言ったと伝えられている...
野村胡堂 「楽聖物語」
...政治問題に投ぜられた人を眩惑驚倒せしめる著大の新光明...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人間の精神の等身大の考えかたです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...眼の前の等身大の鏡の中に突立っている私は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ここでは尨大の外何があるのか...
横光利一 「欧洲紀行」
...地球最大の痙攣にも耐えるべく...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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