...小牛大の猛犬忽(たちま)ち縮み上がりて熊笹の間へ逃げ込んでしまった...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...大のしに颯(さっ)とのして...
泉鏡花 「海異記」
...海外に移民する日本人が牧畜の知識を持っておらぬのが最大の欠点で...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...あさはかのお世辞に酔ひしれて和歌が大の御自慢とはまた笑止の沙汰...
太宰治 「右大臣実朝」
...川の附近の田畑数町歩一面に、激戦地の跡もかくやと思はせるほど、巨大の根株や、丸太が散乱してゐる...
太宰治 「津軽」
...そして最大のナンセンスとでもいひたいもの如件...
種田山頭火 「行乞記」
...自己誇大の不自然な心の中へ伴れて行く...
田山録弥 「心の絵」
...いつのまにかわがつい先年まで大の大の大きらいなりし姑そのままとなるものなり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...力持の女の便々(べんべん)たる腹の上で大の男が立臼(たちうす)を据えて餅を搗く...
中里介山 「大菩薩峠」
...結局陵に対して最大の好意を有(も)つものだったが...
中島敦 「李陵」
...そして昭和十四年に京大の教授に迎えられたのであるが...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...最大の損害である...
夏目漱石 「点頭録」
...「ところがこれがまた大の交際嫌の変人でございまして...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...最大の関心はひたすらお金を稼ぐことだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...私の直ぐ傍らでひとりの小倉の袴を着けた学生が胸から上に大きく拡げた新聞紙をかむつて大の字なりに手脚を伸したまゝ大鼾をあげて眠り込んでゐた...
牧野信一 「奇友往来」
...率先して最大の努力をつくす気持です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...聞けば司令官の少将が大の日本好きで...
山本笑月 「明治世相百話」
...それらは眼界拡大の運動がおのずから領土拡大の運動に転化することを露骨に示している...
和辻哲郎 「鎖国」
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