例文・使い方一覧でみる「夥しい」の意味


スポンサーリンク

...夥しい草葉の蒸香(いきれ)が風と共に入つて來る...   夥しい草葉の蒸香が風と共に入つて來るの読み方
石川啄木 「鳥影」

...こんどは夥しい艦艇が...   こんどは夥しい艦艇がの読み方
海野十三 「怪塔王」

...それらに棲息する高等生物の数はこれまた数えることが出来ないほど夥しいものがある...   それらに棲息する高等生物の数はこれまた数えることが出来ないほど夥しいものがあるの読み方
海野十三 「地球発狂事件」

...何物かで乱打されたらしく紫色の夥しいみみず腫れが覗いていた...   何物かで乱打されたらしく紫色の夥しいみみず腫れが覗いていたの読み方
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」

...とりわけ春は再び樹にかえって来て、枝という枝は数知れぬしなやかな葉を伸ばし、みずみずしい花を吹いている昨日今日、樹の内部では一瞬の休みもなく、夥しい水分が、根より吸い上げられて、噴き上げの水のようなすばらしい力をもって、幹から枝の先々にまで持ち運ばれていることだろう...   とりわけ春は再び樹にかえって来て、枝という枝は数知れぬしなやかな葉を伸ばし、みずみずしい花を吹いている昨日今日、樹の内部では一瞬の休みもなく、夥しい水分が、根より吸い上げられて、噴き上げの水のようなすばらしい力をもって、幹から枝の先々にまで持ち運ばれていることだろうの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...一九)春春が來た夜は尚夥しい霜で大地がコチ/\と凍るのに晝間はもう全く春だ往來には空氣も人も流れ出した不思議な一大氣體が日に日に此の世の岸に漂着して來る...   一九)春春が來た夜は尚夥しい霜で大地がコチ/\と凍るのに晝間はもう全く春だ往來には空氣も人も流れ出した不思議な一大氣體が日に日に此の世の岸に漂着して來るの読み方
千家元麿 「自分は見た」

...二十歳より二十四五歳前後のいわゆる中年者の口を求める者の数多いことは実に夥しい...   二十歳より二十四五歳前後のいわゆる中年者の口を求める者の数多いことは実に夥しいの読み方
相馬愛蔵 「私の小売商道」

...夥しい獲物を携へてゐた...   夥しい獲物を携へてゐたの読み方
津村信夫 「猟人」

...夥しい悪事をしたのです...   夥しい悪事をしたのですの読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...土気の中の一都会だから風情のないことは夥しい...   土気の中の一都会だから風情のないことは夥しいの読み方
中里介山 「武州喜多院」

...夥しい型を記憶しておいて...   夥しい型を記憶しておいての読み方
野村胡堂 「随筆銭形平次」

...チチコフはその夥しい数を見て...   チチコフはその夥しい数を見ての読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...またチューブの家の長持の中には夥しい布地や...   またチューブの家の長持の中には夥しい布地やの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...かツと取り逆せて夥しい疳癪を起すのだつた...   かツと取り逆せて夥しい疳癪を起すのだつたの読み方
牧野信一 「父の百ヶ日前後」

...かの不断の戦争に従事したあれほどの夥しい人間がいかにして調達され得たかを...   かの不断の戦争に従事したあれほどの夥しい人間がいかにして調達され得たかをの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...夥しい「若い燕」が東京市中に孵化して飛びまわる事になった...   夥しい「若い燕」が東京市中に孵化して飛びまわる事になったの読み方
夢野久作 「東京人の堕落時代」

...どこをドウしたかわからないくらい夥しい船が...   どこをドウしたかわからないくらい夥しい船がの読み方
夢野久作 「爆弾太平記」

...夥しいその数と広範囲な分布は注目に値し...   夥しいその数と広範囲な分布は注目に値しの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

「夥しい」の読みかた

「夥しい」の書き方・書き順

いろんなフォントで「夥しい」


ランダム例文:
   熱くなって   離別  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
腸内細菌   攻撃的   魅力的  

スポンサーリンク

トップへ戻る