例文・使い方一覧でみる「夥」の意味


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...不景気なことしい...   不景気なこと夥しいの読み方
石川欣一 「山を思う」

...」と(おびただ)しく景気を直して...   」と夥しく景気を直しての読み方
泉鏡花 「歌行燈」

...小母さんのお間(なかま)の気がするために...   小母さんのお夥間の気がするためにの読み方
泉鏡花 「絵本の春」

...多の戰士引き具して戰場さして進ましむ...   夥多の戰士引き具して戰場さして進ましむの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...半日の馬上に足腰(おびたゞ)しく痛めば...   半日の馬上に足腰夥しく痛めばの読み方
徳冨蘆花 「馬上三日の記」

...左へ(おびただ)しく揺れた船は...   左へ夥しく揺れた船はの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...(おびただ)しい金銀を...   夥しい金銀をの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...これは(おびたゞ)しいガラクタの山の中に住んでゐるやうな暮し...   これは夥しいガラクタの山の中に住んでゐるやうな暮しの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...塀の下に掃き寄せられた(おびたゞ)しい鋸屑を見付けたのです...   塀の下に掃き寄せられた夥しい鋸屑を見付けたのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...しがない讀書子を惱ますことしい...   しがない讀書子を惱ますこと夥しいの読み方
羽田亨 「聚樂廻り」

...楼上には多(あまた)の美室あり...   楼上には夥多の美室ありの読み方
福沢諭吉 「学者安心論」

...口からしいあぶくを吹いて眼を宙に引きつつてゐた...   口から夥しいあぶくを吹いて眼を宙に引きつつてゐたの読み方
北條民雄 「間木老人」

...焼石を蔵したかと思はれる位にしく痛い熱の塊を感じて...   焼石を蔵したかと思はれる位に夥しく痛い熱の塊を感じての読み方
牧野信一 「F村での春」

...――どういふ理由か好く解らなかつたが彼はしい焦燥を感じてゐた...   ――どういふ理由か好く解らなかつたが彼は夥しい焦燥を感じてゐたの読み方
牧野信一 「公園へ行く道」

...氷結したやうなしい星屑が象眼張りのやうに光つた...   氷結したやうな夥しい星屑が象眼張りのやうに光つたの読み方
牧野信一 「白明」

...某年に飯田安石が此(くわ)に加はつた...   某年に飯田安石が此夥に加はつたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...それから(おびただ)しく並んだ自動車の間を抜けて来るうちにT3588と番号を打った自動車を発見してはっとした記憶が浮み出て来るようである...   それから夥しく並んだ自動車の間を抜けて来るうちにT3588と番号を打った自動車を発見してはっとした記憶が浮み出て来るようであるの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...此っ方の栄(はえ)ない事は(おびただ)しい...   此っ方の栄ない事は夥しいの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「夥」の読みかた

「夥」の書き方・書き順

いろんなフォントで「夥」


ランダム例文:
化人   びょうへい   セーフ  

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