...最近、夢物語みたいな日々を送っている...
...彼女はいつも夢物語を話してくれる...
...夢物語のような恋をしたいと思っている...
...この映画はまるで夢物語のようなストーリーだ...
...アリスの冒険は夢物語の世界に迷い込んだような気分にさせる...
...恐らく彼等にとりて一篇(いっぺん)の夢物語に過ぎないであろう...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...まあこの夢物語りはここでおしまいだがこれが何十年先で当るか...
伊丹万作 「一つの世界」
...硯友社は漸次に凋零(ちょうれい)して今では全く過去の夢物語となった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...夢物語を真面目に反駁(はんばく)せよとおっしゃるのですか...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...てもなく夢物語、いいえ、でも、あの晩に哀蚊の話を聞かせて下さったときの婆様の御めめと、それから、幽霊、とだけは、あれだけは、どなたがなんと仰言(おっしゃ)ったとて決して決して夢ではございませぬ...
太宰治 「葉」
...そうかと思うとどこかまたイギリスのノーザンバーランドへんの偏僻(へんぺき)な片田舎(かたいなか)の森や沼の間に生まれた夢物語であるような気もするのである...
寺田寅彦 「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
...これは今のところでは一場の夢物語のようであるが...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...長英の「夢物語」...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...向うが俺につきまとってるんじゃないんだ! あいつを種に夢物語をでっち上げておきながら...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...追懐の夢物語の方が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...一代(だい)の覇圖(はと)も夢物語(ゆめものがたり)に奉天城外(ほうてんじやうぐわい)の露(つゆ)と消(き)えてしまつたが...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...富岡には夢物語のやうでもある...
林芙美子 「浮雲」
...彼が私の「夢物語」と称するものを笑い飛ばしてきた...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...幾らここだけの夢物語でも...
牧逸馬 「双面獣」
...少年時代にわずかに諸芸のうわっつらをなめたことがあるだけで・そのごく大体の漠然とした表面を捉えているにすぎない・つまり全くフランス式でいろいろなことを少しずつかじってはいるが完全には何一つ知らない・一人の男の夢物語にすぎないことは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...桃源(とうげん)夢物語...
吉川英治 「江戸三国志」
...現在盛んに研究に従っているからね」「……まるで夢物語ですね」「ばかをいってはいかん...
蘭郁二郎 「地図にない島」
...……尤もお前たちから見れば『夢物語』のようなことかも知れないがね...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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