...最近、夢物語みたいな日々を送っている...
...彼女はいつも夢物語を話してくれる...
...夢物語のような恋をしたいと思っている...
...この映画はまるで夢物語のようなストーリーだ...
...アリスの冒険は夢物語の世界に迷い込んだような気分にさせる...
...恐らく彼等にとりて一篇(いっぺん)の夢物語に過ぎないであろう...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...那翁三世が幕府の遣使栗本に兵力を貸そうと提議した顛末を夢物語風(ゆめものがたりふう)に書いたもので...
内田魯庵 「四十年前」
...彼の夢物語は作為のウソで...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...てもなく夢物語、いいえ、でも、あの晩に哀蚊の話を聞かせて下さったときの婆様の御めめと、それから、幽霊、とだけは、あれだけは、どなたがなんと仰言(おっしゃ)ったとて決して決して夢ではございませぬ...
太宰治 「葉」
...ゴンゴンといふ者の夢物語であるが...
立原道造 「夜に就て」
...どんな空想的な夢物語でも多感な抒情詩(じょじょうし)でも...
寺田寅彦 「科学と文学」
...向うが俺につきまとってるんじゃないんだ! あいつを種に夢物語をでっち上げておきながら...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...文学は単なる夢物語であってはならず...
豊島与志雄 「今日の条件」
...一代(だい)の覇圖(はと)も夢物語(ゆめものがたり)に奉天城外(ほうてんじやうぐわい)の露(つゆ)と消(き)えてしまつたが...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...いつも思ひ出すのはこのあはれに悲しげな昔の騎士の夢物語である...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...悲しくやるせない冒險の夢物語である...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...いつでもただ美しい夢物語にすぎず...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...夢物語の戯作(げさく)くらいに自(みず)から認(したた)めて居たものが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...幾らここだけの夢物語でも...
牧逸馬 「双面獣」
...邪氣(あどけ)なき一少女(せうぢよ)の夢物語(ゆめものがたり)...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...みんな夢物語になってくれましたで――ハ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...それは昔の夢物語りで...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...……尤もお前たちから見れば『夢物語』のようなことかも知れないがね...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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