...最近、夢物語みたいな日々を送っている...
...彼女はいつも夢物語を話してくれる...
...夢物語のような恋をしたいと思っている...
...この映画はまるで夢物語のようなストーリーだ...
...アリスの冒険は夢物語の世界に迷い込んだような気分にさせる...
...まあこの夢物語りはここでおしまいだがこれが何十年先で当るか...
伊丹万作 「一つの世界」
...那翁三世が幕府の遣使栗本に兵力を貸そうと提議した顛末を夢物語風(ゆめものがたりふう)に書いたもので...
内田魯庵 「四十年前」
...夢物語はいい加減にして貰いたいね...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...彼の夢物語は作為のウソで...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...てもなく夢物語、いいえ、でも、あの晩に哀蚊の話を聞かせて下さったときの婆様の御めめと、それから、幽霊、とだけは、あれだけは、どなたがなんと仰言(おっしゃ)ったとて決して決して夢ではございませぬ...
太宰治 「葉」
...彼の夢物語であるが...
立原道造 「夜に就て」
...夢物語めいた幸福が...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...学士の免状を貰った日に馬車が迎えに来た時代の灰色の昔の夢物語に過ぎない...
寺田寅彦 「学位について」
...自分が父から聞いたような美しい勇ましい夢物語はやはり永久の夢物語になってしまったに相違ない...
寺田寅彦 「初旅」
...高野長英の『夢物語』出で来り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...長英の「夢物語」...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...富岡には夢物語のやうでもある...
林芙美子 「浮雲」
...幾らここだけの夢物語でも...
牧逸馬 「双面獣」
...愛ちやんの夢物語 終...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...明和八年のお蔭参りの後に出た「抜参夢物語(ぬけまいりゆめものがたり)」という書にも...
柳田国男 「年中行事覚書」
...その一片ずつを想像でつなぎ合わせてできあがった夢物語に等しいものではあるまいか...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...それは昔の夢物語りで...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...狂気染(きちがいじ)みた夢物語に...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
便利!手書き漢字入力検索