...話に夢中になると恐ろしく早口になり...
石川欣一 「比島投降記」
...研究というと夢中になる科学技術者を保護せねばならない...
海野十三 「諜報中継局」
...競技に夢中になることができたのであった...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...無我夢中になるのも無理はない...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...大津波が来るとひと息に洗い去られて生命財産ともに泥水(どろみず)の底に埋められるにきまっている場所でも繁華な市街が発達して何十万人の集団が利権の争闘に夢中になる...
寺田寅彦 「災難雑考」
...人間はどうかすると夢中になるくらい...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...撞球(たまつき)に夢中になることとであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...現金や貸金の勘定に夢中になる有樣...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女は夢中になるわけはない――金より外に何んにも持つてゐない男のために...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この男が仕事に夢中になると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女の子が夢中になるんだが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...男は女に夢中になると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夢中になるほど面白い筈はなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若旦那の彌三郎が夢中になるわけで」八五郎の報告はまた飛んでもない方へ脱線するのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...又話に夢中になる...
二葉亭四迷 「平凡」
...猟夫から毎度聞いたは猟に出懸ける途上兎を見ると追い懸けて夢中になる犬多く...
南方熊楠 「十二支考」
...夢中になる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...時の政府を動かすことに夢中になる以上に...
横光利一 「比叡」
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