...夜伽を呼んで部屋の片付けをしてもらった...
...夜伽として働いている友人がいる...
...ホテルで夜伽をする仕事をしている...
...夜伽を担当する部屋に案内された...
...彼女は夜伽のバイトをしている...
...お前今夜夜伽(よとぎ)をおしかえ?」しばらく無言が続いた後...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...何も夜伽ぎをするからって...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...さもなければ夜伽(よとぎ)の行燈(あんどう)の光の下で...
芥川龍之介 「枯野抄」
...夜伽(よとぎ)の妻に守られながら...
芥川龍之介 「庭」
...(中略)鬮(くじ)とりて菜飯(なめし)たたかす夜伽(よとぎ)かな 木節皆子なり蓑虫(みのむし)寒く鳴きつくす 乙州うづくまる薬のもとの寒さかな 丈艸吹井(ふきゐ)より鶴をまねかん初時雨(しぐれ)其角一々惟然(ゐねん)吟声しければ...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...居士が最後の息を引き取った時枕頭に在った母堂は折節共に夜伽(よとぎ)をせられていた鷹見氏の令夫人を顧みて「升は一番清(きよ)さんが好きであったものだから...
高浜虚子 「子規居士と余」
...居士の枕頭に鷹見氏の夫人と二人で話しながら夜伽(よとぎ)をして居られたのだが...
高浜虚子 「子規居士と余」
...今晩も夜伽(よとぎ)に来てくれた方が...
田中貢太郎 「黄燈」
...今晩は是非夜伽をして...
田中貢太郎 「魔王物語」
...わしの夜伽(よとぎ)をする様になったのは十七の時だったろうか...
富田常雄 「面」
...漫然と夜伽をしたりするほかどうする才覚もないらしく...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...夜伽(よとぎ)も一人で引き受けていた...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...蒲団引きおうて夜伽(よとぎ)の寒さを凌(しの)ぎたる句などこそ古人も言えれ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...蒲団引きあふて夜伽(よとぎ)の寒さを凌(しの)ぎたる句などこそ古人も言へれ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...当人もまた忠利の夜伽(よとぎ)に出る順番が来るたびに...
森鴎外 「阿部一族」
...「吉田老母」等が夜伽のために来り宿した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...棺側には四人の若い人達が寂しく夜伽をして居ました...
森田草平 「「青白き夢」序」
...――道誉に耳打ちされている夜伽の女と思えば...
吉川英治 「私本太平記」
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