...夜一夜(よっぴて)...
モオパッサン 秋田滋訳 「墓」
...レエンは一夜一夜(いちやいちや)を章別にした上に...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...原文通り一夜一夜(いちやいちや)に別けてゐる...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...夜一夜苦み明した...
石川啄木 「鳥影」
...夜一夜苦しみ明した...
石川啄木 「鳥影」
...夜一夜踊りおって騒々しいわ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...夜一夜(よっぴて)亡念の火が船について離れねえだもの...
泉鏡花 「海異記」
...夜一夜を降り通した...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...ともかくも今夜一夜を凌(しの)ぐ画策を定めた...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...兎も角も今夜一夜を凌ぐ畫策を定めた...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...今夜一夜歩かなくつてはなりませんから」「そいつは大変だ……」かういつてKはまた急いで歩き出した...
田山録弥 「草道」
...」其夜一夜、かれはその短編集を手から離さなかった...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...夜一夜あのままに貼り付いていたのが朝の光と共に忽然(こつぜん)と消えるのでないかと云うような事を考えた事もある...
寺田寅彦 「やもり物語」
...余は昨夜一夜(いちや)をこの娼帰(しやうふ)と共に...
永井荷風 「夜あるき」
...すばらしい千夜一夜物語だなあ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...千夜一夜物語です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...その釣鐘はその夜一夜は道のはたに曳き捨てて置く...
正岡子規 「病牀六尺」
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三好達治 「艸千里」
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