...彼の将来は前途多望だ...
...彼女は前途多望な学生だ...
...弊社のビジョンは前途多望です...
...前途多望な若手アーティストが次々とデビューしている...
...前途多望ながら道のりは険しい...
...非常に有為(ゆうい)多望な青年だとほめそやしたり...
有島武郎 「或る女」
...B そうすると歌の前途はなかなか多望なことになるなあ...
石川啄木 「一利己主義者と友人との対話」
...最も多望であった脚本創作のことなどは...
岩野泡鳴 「耽溺」
...実に多望と謂(いい)つべしであります...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...5.彼自身も軍人として前途有望な人間であつたが彼の敵もまた同樣に外交家として前途多望であつた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...若し唯一の堤防修築を怠らざれバ前途洋々として頗る多望なるものあり...
田中正造 「非常歎願書」
...本邦詩界の前途亦多望ならずんばあらず...
土井晩翠 「天地有情」
...最も多望なる未來の人なりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...多望なる前途を有するのみならず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...要するに彼の未来は最も多望なるものゝ一なりと謂可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...極めて多望満々たる好転である...
中里介山 「大菩薩峠」
...君には有為多望の様に見えたんだらう...
夏目漱石 「それから」
...僕は依然として有為多望なのさ...
夏目漱石 「それから」
...僕は依然として有為多望なのさ...
夏目漱石 「それから」
...だから日本の文壇は前途多望...
夏目漱石 「文壇の趨勢」
...同じく多望な自分の影が...
夏目漱石 「門」
...同(おな)じく多望(たばう)な自分(じぶん)の影(かげ)が...
夏目漱石 「門」
...多望と言うべし! いや...
三好十郎 「猿の図」
便利!手書き漢字入力検索