...じつに多方面にわたって筆をふるっている...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...これからまだまだ多方面にわたって研究せねばならぬことがかずかずある...
上村松園 「健康と仕事」
...手当り任せに極めて多方面に渉(わた)って集めもし読みもした...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...何くれとなく多方面に渉(わた)った叢書(そうしょ)を作るツモリで...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...常に多方面に注意を配らねばならぬと云ふ面倒を我慢さへすれば済む訳である...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...私はいかに深くまた多方面にわたって...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...新人活躍の舞台は驚くべき多方面に開けて来ている...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...短かい年月の中にかれがいかに多方面に心を注いで行つたかと言ふことが点頭かれる...
田山録弥 「西鶴小論」
...そうしてかかる研究が多方面に行われることは...
津田左右吉 「〔『支那思想と日本』初版〕まえがき」
...博學で多方面に亙つて知識と趣味の廣い同氏の御話は...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...多方面に知られてる社交家で...
豊島与志雄 「秦の出発」
...三木の活動は多方面に亘っている...
豊島与志雄 「三木清を憶う」
...漢籍も多方面に亘って読むことになった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その後の多方面にわたる華々しい研究の基礎が出来た年であった...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...且つ多方面に影響をあたへたものはない...
萩原朔太郎 「ニイチェに就いての雑感」
...其記事の豐富にして且つ多方面に渉つて居る點に於ては...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...出来るだけ多方面に紹介して...
久生十蘭 「悪の花束」
...私の哲学勉強もおのずから多方面にわたった...
三木清 「読書遍歴」
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