...こんぴらは多度津(たどつ)から一番の汽車で朝まいりをした...
壺井栄 「二十四の瞳」
...四国路は多度津の金比羅詣りに便する外どこへも寄らない...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...多度津(たどつ)通いの大阪商船の発着所の...
林芙美子 「新版 放浪記」
...まいろう」どじょう鯰(なまず)六本木の多度津(たどつ)京極の屋敷の門前で...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...多度津(たどつ)に船が着て金比羅まで三里と云う...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ぢやらぢやらと金を数へる音が聴え、多度津、と窓から覗き込んで春のコートを片手に抱へた若い女が言ふのが聴えた...
北條民雄 「道化芝居」
...暮六時多度津へ著船...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昼九つ時頃讚州多度津湊(たどつみなと)へ著船...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...多度津碇泊...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鹿よ鹿よ立てたる角は何本か同じく多度津(たどつ)では...
柳田国男 「こども風土記」
...一足先に多度津(たどつ)まで延(の)しているから...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...やがて多度津(たどつ)の港で落ち合います」土筆屋(つくしや)の明りを後に旅立ってしまった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...多度津へ立った後なので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...多度津(たどつ)へ立った街道へ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...親分が先へ多度津へ渡ってしまい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...多度津(タドツ)ユキ渡船(トセン)ヲ待ツ間...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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