...多少ともウール・シュタンドに近き文士(ぶんし)は...
太宰治 「もの思う葦」
...問題の究極の根底に横たわる「形式的原理」には皆多少とも共通なあるものが存在すると思われる...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...単に全く精神的なるものと多少とも物質的なるものとの区別にしか過ぎず...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...多少とも関心を押しつけなければならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...講師以下八名の多少とも滝川教授と同じに進歩的な分子を...
戸坂潤 「社会時評」
...現在多少とも自由主義的又進歩的であろうと心がけている今日の各種の文化運動は...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...多少とも社会主義的な本来の意味に於ける政治的見解の方なのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...なる程多少とも唯物論的な社会科学者は非常に多い...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...而も多少とも知的能力に富んだ小市民層の...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...九州で印刷用紙が多少とも入手出来ないものか...
豊島与志雄 「自由人」
...一種の繩張りとか仁義とかが多少とも存在している...
豊島与志雄 「秦の出発」
...みな多少とも大胆の賜物である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...みんな多少ともに...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここでも、こちらは絵師だというのに、先方は剣士と受取ったのだからそれでもよろしいと、白雲が即座に答えました、「左様、南北流を少々修行仕(つかまつ)り、狩野、土佐、雲谷(うんこく)、円山(まるやま)、四条の諸派へも多少とも出入り致しました」「ほほう」これは八流兼学の大剣客とでも思ったのか、岡っ引二人は、少なからず度胆(どぎも)を抜かれたように、「して、いずれからおいでになりました」「江戸を立ち出でて、奥州街道を白河より福島を経て、これより仙台城下へまかり通ろうとする途中でござる」「ほほう、して、仙台はどちらの先生の道場へお越しでござるかな」「道場――それそれ、とりあえず仙台城下、高橋玉蕉先生の道場で一本お手合せを願い、それより松島へ罷(まか)り越して、観爛道場に推参して、狩野永徳(かのうえいとく)大先生に見参仕る目的でござる」「ははあ、左様でござるか――昨今、仙台御城下には、少々物騒な儀がござるによって、随分御用心の上――」二人は、多少とも、白雲の応対ぶりに呑まれたようにも見られるが、一つはその堂々たる体格と、わるびれない応答ぶりが、信用を買ったものと言わなければならぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...多少とも尾を振っていることを見てもわかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...多少とも懐疑的でないような知性人があるであろうか...
三木清 「人生論ノート」
...多少とも弁証法的に統合されるのである...
矢部貞治 「政治学入門」
...必ず多少とも拘束(こうそく)と強制の要素が伴うのである...
矢部貞治 「政治学入門」
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