...市内にては、泉岳寺の四十七士の墓、回向院の鼠小僧の墓、白金の立行寺の大久保彦左衞門の墓、最も有名にして、參詣者も多し...
大町桂月 「東京の近郊」
...暖国(だんこく)にはなき事多し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...同御製に「なけば聞(きゝ)きけば都(みやこ)のこひしきに此里(このさと)すぎよ山ほとゝぎす」▲越(こし)の湖(みづうみ)蒲原(かんばら)郡に潟(かた)とよぶ処多し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...請負人堀内組病者多しとて...
関寛 「関牧塲創業記事」
...別に偉人の人格より発動する感化力に待つもの多し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...和漢書籍の事につきて質問すればなまなかの学者の言ふ事よりも間違なく若輩の我等学ぶ処多し...
永井荷風 「古本評判記」
...変り縞(じま)多し...
永井荷風 「洋服論」
...六十石の者最も多し...
福沢諭吉 「旧藩情」
...曾て第一世「ウ※ルレム」王の時より王家の私産に屬するもの甚だ多しと云ふ...
福沢諭吉 「帝室論」
...言うに忍びざるもの多し...
福沢諭吉 「日本男子論」
...行路変化多し回顧すれば六十何年...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ハチローその他名士多し...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...インテリ層多しと見るべきか...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...×雪また雪――このごろ、いたく雪多し...
正岡容 「滝野川貧寒」
...ゆえに夏季の題目には積極的なるもの多し...
正岡子規 「俳人蕪村」
...比量智(ヂスクルジイフ)より來たるもの多し...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...村の十余町奥なる山神社の下の渓流に水鳥多し...
柳田国男 「山の人生」
...または隔句に同語を繰返して韻に押すは漢土の古詩に例多し...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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