...岔水君と多々桜君とへたよりを書く...
種田山頭火 「其中日記」
...多々あると確信した...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...どこまで本気にとっていいのだか簡単には判じ兼ねる点を多々残していた...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...近藤のために多々益々(たたますます)弁ずるという次第であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...肥前(ひぜん)唐津(からつ)に多々羅(たたら)の浜(はま)と云う名所があるから...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...「多々良さん、今日は御寿司(おすし)を持って来て?」と姉のとん子は先日の約束を覚えていて、三平君の顔を見るや否や催促する...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...多々良君の声を聞きつけて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...これが多々良君の特色である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...肉を刻んで多々良君の膳に上(のぼ)すような無分別をやられては由々(ゆゆ)しき大事である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...多々良三平(たたらさんぺい)君の顔がその間からあらわれた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どうもこれには真実(まこと)らしからぬ点が多々ある...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...ペピース自ら行つたことが其日記に出づ)其他確たる書史に書かねどどうも皆無で無かつたらしい殘酷なことは多々ある...
南方熊楠 「人柱の話」
...そうして多々良はここから一里ほど奥にある窯だという話でした...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...何も多々良に限っているわけではありませんが...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...どうしてもこの多々良の品々の方に勝ち味がありました...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...多々羅(たたら)川の鉄橋を渡って...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...そうしたら多々羅の村中の狭い処で...
夢野久作 「少女地獄」
...慾はない」つねづね聞き及んでいることも多々ある...
吉川英治 「新書太閤記」
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