...夙(つと)に通俗小説と云う渾名(あだな)が出来ているらしい...
芥川龍之介 「葱」
...夙(はや)くより小尼公(アベヂツサ)など呼ぶことあり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...この人は夙(と)くから書をかいたり...
薄田泣菫 「茶話」
...夙川へはめったに出て来られませんし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...夙川(しゅくがわ)アパートを借りてやったり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこで私は夙よりハイカラになっていて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その頃予の通学せし一橋(ひとつばし)の中学校にては夙(つと)に制服の規定ありしかば...
永井荷風 「洋服論」
...そして彼女の姿が夙(とっ)くに見えなくなってしまったあとも...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...大きな黄頷蛇(あおだいしょう)の尾端夙(と)く切れて...
南方熊楠 「十二支考」
...けれども自分は夙(とつく)の昔臆病な大人になつてゐるので...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...金箔はもう夙(とう)に日本画の世界から消えて居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...父母其子の夙く發する所の音を利用して...
森林太郎 「「言語の起原」附記」
...これと同一の行事が夙(つと)に天稚彦(あめわかひこ)の神代にもあったことは...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...自分は夙くから是を共同幻覚と呼んで居る...
柳田國男 「夢と文芸」
...印象派なぞいう式の表現のなやみは夙(とっ)くの昔に通過してしまった...
夢野久作 「能とは何か」
...夙(つと)に聞いているはずだ...
吉川英治 「私本太平記」
...それとも夙(つと)に中国の役に参陣して...
吉川英治 「新書太閤記」
...夙(つと)に江湖(こうこ)(世間)で伺っていました」「さては...
吉川英治 「新・水滸伝」
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