...嗚呼南洲夙ニ抱キ二勤王之志ヲ一...
秋月種樹 「南洲手抄言志録」
...夙(つと)に彼と彼等との間を...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...文学志望で夙(はや)くから私の家に出入していた...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...造詣(ぞうけい)文章は夙(つと)に文壇の第一人者と推されていた...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...慧眼(けいがん)の士のみ夙(つと)にこれを知っておる...
高浜虚子 「俳句への道」
...夙川へはめったに出て来られませんし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...もう夙(とう)に知(し)ってゐる...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...翌日(あした)朝夙(はや)く...
徳田秋声 「新世帯」
...夙(はや)く母に訣(わか)れた咲子の病気となると...
徳田秋声 「仮装人物」
...夙(はや)くから世間へ放(ほう)り出されて...
徳田秋声 「縮図」
...彼が夙(はや)くより気附いたところであって...
穂積陳重 「法窓夜話」
...」夙(とつく)にべろべろに醉つて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...夙(はや)くから定った型の如きものがあったらしいのである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...夙(つと)にこの島国に入り来って異郷の風物と同化し...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...その中の一つが夙(はや)く文献の支援を受けて...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...夙夜(シュクヤ)...
吉川英治 「三国志」
...なんじの女房と番頭の李固から夙(つと)に訴状も出ており...
吉川英治 「新・水滸伝」
...夙(はや)くから舶載(はくさい)されて...
吉川英治 「親鸞」
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