...彼の外面的な態度は、実はとても内面的な思考を反映している...
...彼女は彼の外面的なルックスよりも、中身を見るようになった...
...外面的な見た目で人を判断するべきではない...
...採用面接では、外面的な印象も重要視される...
...外面的な対応は問題解決に直結することがある...
...要するに下根粗笨(そほん)な外面的見断に支配されての迷妄に過ぎない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...女性に殊(こと)に著しい美的扮装(ふんそう)(これは極(きわ)めて外面的の...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...彼の心理的利刃は致命的にも外面的なものであって...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...従つて外面的である...
田山録弥 「現代と旋廻軸」
...それは外面的の歴史的事件に関する史料ではないが...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...それは単に外面的な規定であるにしても...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...われわれの趣味や好尚(こうしょう)は存外外面的な事情によって自由に簡単に支配されうるものだと思う...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...即ち刻みは外面的となり偶然的となる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そうして社会人の認識は社会人のごく外面的な感覚である道義...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...個体発生は少なくとも種族発生――もしそういう観念が已に有ち得るなら――の外面的な部分にしか過ぎない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...外面的法則を守る人は...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...メンデルスゾーンのやや外面的な芸術性までが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その芸術は外面的ではあるがきわめて正統派的であることは特筆される...
野村胡堂 「楽聖物語」
...むしろ意識的に政治的なものを外面的なものとして除外し排斥していたということができるであろう...
三木清 「読書遍歴」
...内面的にも外面的にも...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...『続紀』に記されている婦人の活動は、単に外面的で、われわれの推測を裏づける役には立たないが、『万葉集』を詳しく観察すれば、よほど有力な証拠が出て来るかも知れぬ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...模様の美しい衣をなだらかに着こなしていたその外面的な姿である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...官位権力というごとき外面的な福利を追うのが僧侶の常道である時代に...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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