...彼女の外貌を褒める...
...外貌にこだわる人もいる...
...彼の外貌はあまり魅力的ではない...
...この映画では、主人公の外貌が重要な役割を果たす...
...彼女は外貌だけでなく、内面も素晴らしい...
...だが、その外貌に、それと肯く分別臭(ふんべつくさ)さはあっても、凡(およ)そ彼女の肉体の上には、どこにもそのように多い数字に相応(ふさ)わしいところが見当らなかったのだった...
海野十三 「振動魔」
...非常に不思議な殺人事件の外貌を呈する...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...只この屋敷の外貌についてだけではなく...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...女義太夫としては外貌(そつぽ)もよし...
薄田泣菫 「茶話」
...すると彼は不思議そうにゆっくりと私の外貌を検査したのち...
谷譲次 「踊る地平線」
...苦労したのとその無骨な外貌のために年齢よりは四つ五つ老けて見える...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...その外貌の相違にも拘らず...
戸坂潤 「科学論」
...而も悪いことには例の絢爛たる資本主義生活の外貌の代りに...
戸坂潤 「思想としての文学」
...この計画の外貌は...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...外貌からいうと、グリゴリイは冷酷厳粛な人物で、口数も少なく、物を言ってもしかつめらしく軽はずみなところの少しもない男であった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...妻の外貌は不安の気を惹き起して...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...実際はその享楽家的な外貌(がいぼう)の下に戦々兢々(せんせんきょうきょう)として薄氷(はくひょう)を履(ふ)むような思いの潜んでいることを...
中島敦 「悟浄歎異」
...見(み)ようによりては外貌(がいぼう)が怖(おそ)ろしい人のようにも思われ...
新渡戸稲造 「自警録」
...なるべく外貌(がいぼう)を粗暴にし...
新渡戸稲造 「自警録」
...親分」ガラツ八は事件の外貌(ぐわいばう)を一と通り説明しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この被告の外貌は見る人にいい感じを与へる処が一つもない...
平出修 「公判」
...英語でジャーボアといいて後脚至って長く外貌習慣共にオーストラリアのカンガルーに似た物だ(第四図)...
南方熊楠 「十二支考」
...単にその屍体の外貌を観察し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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