...然りといえどもこの打払令の外船における効用は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...外船到来後は衆客輻輳(ふくそう)致し候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それより幾時間となく海を眺め外船の阿那の点にあるを見守りたることもこれ有り候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...総価格五十七万ドルの外船を購入したのが事実である...
服部之総 「咸臨丸その他」
...案外船は小さくなつてゐる...
林芙美子 「浮雲」
...そのままそっくり持って行ってしまったンで」「なんでまたそんな箆棒(べらぼう)な金を金蔵へなんぞ入れておいたんだ」「こんどの外船(がいせん)さわぎで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ボートの艫に小型のモーターをつけた旧式な機外船が...
久生十蘭 「肌色の月」
...間もなく機外船のモーターがかかり...
久生十蘭 「肌色の月」
...キャンプ村の管理をしている石倉が機外船で迎いにきた...
久生十蘭 「肌色の月」
...機外船はガソリンの臭気とエンジンの音をまきちらしながら...
久生十蘭 「肌色の月」
...多分外船がもたらしたものであろう...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...海賊ども雀躍(こおどり)して外船を侵掠した...
南方熊楠 「十二支考」
...巨大なジャマンの商船や蘭領インドあたりの無数の外船が新しくはいりこんでいるような時は必ず...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...外船から密輸入した時...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...沖にも入渠待ちの内外船が混んでいる証拠だった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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