...「東京の方は外米だちけか...
犬田卯 「米」
...外米の方がよくねえか...
犬田卯 「米」
...案外米吉どんであったかも知れない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今日はあるだけの外米―一合あまりで...
種田山頭火 「一草庵日記」
...外米一合の割当)外米代(一升三十八銭)五合...
種田山頭火 「一草庵日記」
...――船中では誰もが南京虫にやられて、ぽり/\からだをかきながら苦笑してゐる、飯は純外米、ぽろ/\こぼれる、ボロ船だけれど、ごろ/\寝てゐるうちに東へ東へ、南へ南へ...
種田山頭火 「松山日記」
...それを持つて出かけて外米一升! 三十八銭也...
種田山頭火 「松山日記」
...――今日の買物二十二銭 ハガキ切手三十銭 経木帽七十六銭 外米二升二十三銭 押麦一升三十銭 バツトはぎ三十銭 理髪料四銭 入浴料六銭 豆腐一丁五銭 沢庵半本七十銭 電燈料〆金弐円九十六銭也差引残金四銭也七月九日曇...
種田山頭火 「松山日記」
...外米に油揚を煮込んだ揚ご飯...
林芙美子 「風媒」
...ボソ/″\の外米を口に含む味...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...外米のボソ/\ずし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...結局外米の影響ではあるまいかと笑ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...何はなくとも米の飯といふその米は全部外米だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...外米の輸入(これで金さえ出せば...
宮本百合子 「権力の悲劇」
...割合が東京と逆で、外米は三分です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...外米のカユはそれは風雅よ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この頃は外米にヴィタミンBが欠けているために...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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