...外囲を確保するために、警備員を配置した...
...建物の外囲にフェンスを取り付ける必要がある...
...外国企業との交渉には、堅固な外囲を築くことが重要だ...
...都市計画においては、公共スペースを外囲する環境整備が必要である...
...土地所有者は、外囲の境界線が明確になっていることを保証する必要がある...
...即ち智的生活に人間活動の外囲を限って...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...亡妻の白骨を納むるの装飾ある外囲の箱を片山氏は作る...
関寛 「関牧塲創業記事」
...自分の松林の外囲に思ひがけもない広い/\松原が...
相馬泰三 「夢」
...一般に外囲の自然現象と...
高木敏雄 「比較神話学」
...法師丸は間一髪のところを逃(のが)れてまだ外囲いの篠垣を越えないうちに...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...そのゝち毎夜奥御殿の外囲いを徘徊(はいかい)しながら見張りの配置を監督する一方に...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...河内介の受持は御殿の外囲いであって...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...外囲の塀の上にある石造の顔は...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...外囲(そとがこい)はあってもないと同然...
永井荷風 「日和下駄」
...黄な帯は外囲(そとい)に近く色を失って...
夏目漱石 「虞美人草」
...「――これがつまり監獄の外囲ひだ...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...この外囲ひの一方のところに...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...此平地の外囲に円形をなして六十軒の家が立ててある...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「十三時」
...斯くも陰惨な外囲の中で...
松永延造 「職工と微笑」
...新しい檜垣(ひがき)を外囲いにして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...左右を外囲(そとがこい)よりずっと低いかなめ垣で為切(しき)った道になっていて...
森鴎外 「百物語」
...紅海に出でて四日(よつか)目の夜は睡眠の欲と外囲(ぐわいゐ)の苦しさとに枕持ちて甲板(かふばん)の籐椅子を床(とこ)としに出(い)で申し候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...外囲に契丹等の異民族の国を控えて...
和辻哲郎 「鎖国」
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