...「外史」は熟語ではありません...
...啄木外史は有名な小説家です...
...儒林外史: 五十年来一遇の奇書と言われる小説の題名...
...水戸の大日本史でも、山陽の外史、政記でも、本居、平田の國學も、高山彦九郎の遊説もそれであります...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...中坂思案外史の名がポツポツ投書欄に見え出した...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...『我楽多文庫』が公刊された時、早速買って来て第一に眼に留ったのが思案外史の巻頭の辞であったが、硯友社が私とほぼ同齢の青年の団体だとも、思案外史が二、三年来度々邂逅(であ)う巨頭の青年だとも少しも知らなかった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...山岸外史氏の、すぐれた著書も、やや、それに似てゐるが、これは、後日、きつと讀者に、ひろく頑強に支持されるにちがひない要素を持つてゐて、決して埋もれる本ではない...
太宰治 「「人間キリスト記」その他」
...文芸冊子「散文」十月号所載山岸外史の「デカダン論」は細心鏤刻(るこく)の文章にして...
太宰治 「もの思う葦」
...岩崎家の東鄰には依然として思案外史(しあんがいし)石橋(いしばし)氏の居(きょ)あり...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...山陽の日本外史が維新の大業に醗酵分となつて交り込んだのは...
夏目漱石 「点頭録」
...『日本外史』の講義をなし...
福田英子 「妾の半生涯」
...外史の音読をしたことを思ひ出す...
正宗白鳥 「幼少の思ひ出」
...外史の日本外史なることは勿論である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是月棠軒は外史の講義を終つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...外史講義一了...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...現在眼前に横たわっている書外史料...
柳田国男 「木綿以前の事」
...而して其の躰裁(ていさい)に至りても亦一家私乗の体を為し藩主浅野氏の事を書するときは直ちに其名を称せざるが如き愈(いよ/\)以て外史の本色を見るべき也...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...詩韻含英一部と外史の草稿とを携へて京を発し淀川を下り...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...此行定信其臣を襄の家に遣り礼を卑くして外史を求めしむ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...二十余年間の心血を傾けてきた厖大(ぼうだい)な日本外史の草稿の中に埋もれて...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...外史や十八史略の抜抄であった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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