...「外史」は熟語ではありません...
...啄木外史は有名な小説家です...
...儒林外史: 五十年来一遇の奇書と言われる小説の題名...
...維新の功(こう)は大日本史(だいにつぽんし)及び外史に基(もと)づくと...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...落款(らっかん)はなるほど旭窓外史(きょくそうがいし)だった...
芥川龍之介 「子供の病気」
...一 飯田町の中坂――馬琴と「まどき」と思案外史震災で破壊された東京の史蹟のその中で最も惜(おし)まれる一つは馬琴(ばきん)の硯(すずり)の水の井戸である...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...中坂思案外史の名がポツポツ投書欄に見え出した...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...その巻頭の辞を書いたのが誰あろう思案外史であった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...この思案外史の巻頭の辞を載せた『我楽多文庫』をもやはり中坂に縁があるように思っていた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...アレが思案外史かと知った時は唖然(あぜん)として...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...それに、このごろ、涙もろくなってしまって、どうしたのでしょう、地平のこと、佐藤さんのこと、佐藤さんの奥様のこと、井伏さんのこと、井伏さんの奥さんのこと、家人の叔父吉沢さんのこと、飛島さんのこと、檀君のこと、山岸外史の愛情、順々にお知らせしようつもりでございましたが、私の話の長びくほど、後に控えた深刻力作氏のお邪魔になるだけのことゆえ、どこで切っても関わぬ物語、かりに喝采(かっさい)と標題をうって、ひとり、おのれの心境をいたわること、以上の如くでございます...
太宰治 「喝采」
...傍ら蒙求とか日本外史とかいうものを自ら読んでは...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...日本外史を出して読んだり...
直木三十五 「南国太平記」
...山陽の『外史』『政記』のたぐいとは異って...
永井荷風 「梅雨晴」
...日本外史中の関ヶ原戦後の豊臣...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...私共も山陽外史の事をば軽く見て居ました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...外史の日本外史なることは勿論である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...而(しか)も人若(も)し何故に彼が外史の編述に志したるかを知り更に其著の目的と其結果との太(はなは)だ相違せしことを察すれば更に一層の驚歎を加ふべし...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...詩韻含英一部と外史の草稿とを携へて京を発し淀川を下り...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...二十余年間の心血を傾けてきた厖大(ぼうだい)な日本外史の草稿の中に埋もれて...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...外史や十八史略の抜抄であった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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