...琴棋書画の技法を磨くために、この夏中国に留学するつもりだ...
...夏中逗留するといへば...
石川啄木 「鳥影」
...親達の体操8・25(夕)夏中上総の湊(みなと)海岸で廿名許(ばかり)の子供連(れん)を遊ばせてゐる少年臨海団といふ一つの団体がある...
薄田泣菫 「茶話」
...夏中、エリザベスは間断なくベエコンに諮問した...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...葉子は夏中彼の傍(そば)に本当に落ち着いていたわけではなかった...
徳田秋声 「仮装人物」
...後家さんは、それを男妾だとはいいません、伴(とも)につれて来た男衆だといっていますけれど、到着早々、誰もそれを信ずるものがなくなってしまったので、若い男は少しばかりきまりを悪がっているが、婆さんはしゃあしゃあとしたもので、どうかすると、泊り客にも思いきったところを見せつけたりなどするものですから、この夏中、評判の中心となっていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...実は、これを余り手荒く扱うと、窓枠全体がそのままどなたかの頭の上に落ちて来る危険があるのであって、現に昨年の夏も、下宿の独逸(ドイツ)人がこの窓枠の下敷きになって、一夏中、片足を使えないほどの手ひどい目にあったこと……折柄(おりから)、窓のそとは満潮(グラン・マレ)で、あぶくを載せた上潮の(うねり)が、くどくどと押し返し、巻きかえし、いつ果てるとも見えない有様であった...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
......
広海大治 「章魚人夫」
...竹下は私の義弟の友達で今年夏中私達の海辺の家で暮したのだが...
牧野信一 「熱い風」
...この素書が私のこの夏中の唯一の仕事だ...
牧野信一 「素書」
...万年草古老伝に此草は当山の霊草にて遼遠に在て厥死活弁じがたきをば此草を水盆に浮るに生者なれば青翠の色を含み若没者なれば萎めるまゝなりとぞ今現に検するに御廟の辺及三山の際に蔓生す毎年夏中是を摘みて諸州有信の族に施与の料とせり其長四五寸に過ぎず色青苔の如し按ずるに後成恩寺関白兼良(かねら)公の尺素往来(せきそおうらい)に雑草木を載て石菖蒲...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...夏中は日光が鋭く照返したが...
水上滝太郎 「果樹」
...當夏中より中風相煩歩行相成兼其上甥(をひ)鎌作(かまさく)儀病身に付(中略)右傳次方私從弟定五郎と申者江跡式相續爲仕度(つかまつらせたく)(中略)奉願候...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...一夏中を通して立てておくというに反して...
柳田国男 「年中行事覚書」
...夏中の冷雨つづきで大不作にもなるところを...
吉川英治 「折々の記」
...その夏中の、わが家の庭のやかましさといつたらない...
吉川英治 「折々の記」
...夏中の地方新聞を見ていると「北アでも愚連隊」とか「太陽族...
吉川英治 「随筆 新平家」
...夏中は非番の日でも...
吉川英治 「夏虫行燈」
...その夏中ぐらいは...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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