...変節することで相手を欺く行為は許されない...
...彼女の人柄は変節しないということで有名だ...
...色々な状況で変節しない自分に自信を持てるようになりたい...
...彼の意見には信頼できると思うけど、彼女は変節しやすいので気をつけてね...
...長期間にわたって変節行為を繰り返したことが、彼の信用を失墜させた...
...変節を悪む余りであることを知るものは少なかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...決シテ挫折シ又ハ変節セザル事...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...おそらくは変節の伯爵(チロオヌ)に対して...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...貴様――変節したな...
林不忘 「安重根」
...雪子の縁談のことについては我ながら変節したことに驚かれるのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...赤松克麿氏はやはり本誌(九月号)で社大党の変節を指摘し...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...実は変節でも何んでもない...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...いつのまにか変節改論して...
豊島与志雄 「失策記」
...外国人だの変節漢だの叛逆(はんぎゃく)者だのと呼んでいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...革命の赤帽をかぶって修道院から逃げ出しベルナール宗派から過激民主派へ変節した一人の修道士と...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...変節してくるなら...
直木三十五 「南国太平記」
...芝の山内でお宮の車に曳かれやがてそのお宮を捕えて変節を責める処に至って全く最高潮に達してしまった...
中里介山 「生前身後の事」
...陵のごとき変節漢(へんせつかん)と肩を比べて朝(ちょう)に仕えていたことを思うといまさらながら愧(は)ずかしいと言出した...
中島敦 「李陵」
...この先の変節ぶりが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...「隈川さんは変節したのか」隈川兵庫(ひょうご)は老臣の中でも...
山本周五郎 「失蝶記」
...変節者や離反をひとりも出さなかったことは...
吉川英治 「私本太平記」
...変節や裏切りを朝(あした)に夕べにするほどな胆太(きもふと)い厚顔無恥ではなかったが...
吉川英治 「私本太平記」
...変節は憎むが、人間の誰にもある弱点でもある...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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