...彼の顔に変目が表れた...
...変目をつけることで、文章のリズムが変わる...
...この白鳥は、変目をつけずに歌う...
...詩に変目をつけることで、詩情が引き立つ...
...彼女の音楽は、変目を思い切ってつけてある...
...大変目出度い夢だったようにも...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...それより時候の変目(かわりめ)ごとに打身に相悩み候やうに相なり...
永井荷風 「榎物語」
...蘿月(らげつ)は若い時分(じぶん)したい放題(はうだい)身を持崩(もちくづ)した道楽(だうらく)の名残(なごり)とて時候(じこう)の変目(かはりめ)といへば今だに骨の節々(ふし/″\)が痛むので...
永井荷風 「すみだ川」
...蘿月は若い時分したい放題身を持崩(もちくず)した道楽の名残(なごり)とて時候の変目(かわりめ)といえば今だに骨の節々(ふしぶし)が痛むので...
永井荷風 「すみだ川」
...庭の花にはあらねど時候の変目(かわりめ)が色のかはり目とはなるなりけり...
永井荷風 「桑中喜語」
...季節の変目毎に衣を更るたび/\腹立しくなりて人を怨むことあり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...大変目が細かくって柔らかいんですね」と細君はしきりに撫で廻わす...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「こうして見ると大変目立つ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...私は官邸が誠に立派なのに目の前に高い塀が建っていて大変目障りになるので...
三浦環 「お蝶夫人」
...先は大変目のこで勘定高かった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...徳さんは大変目がわるくて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それに布地の節約からおそろいの服をつけている姉妹が大変目につきました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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