例文・使い方一覧でみる「変梃」の意味


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...ようやくにして佐野屋という変梃(へんてこ)な家の二階と決まる...   ようやくにして佐野屋という変梃な家の二階と決まるの読み方
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」

...窃書は読書人の為す事で盗みの数に入るべきことではない」そうして後に続く言葉はとても変梃なもので...   窃書は読書人の為す事で盗みの数に入るべきことではない」そうして後に続く言葉はとても変梃なものでの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「孔乙己」

...時ありて梁山泊の豪傑連が額を鳩(あつ)めて密(ひそか)に勢力拡張策を講ずるなど随分変梃来(へんてこ)な事ありてその都度提調先生私(ひそ)かに自ら当代の蕭何(しょうか)を以て処(お)るといふ...   時ありて梁山泊の豪傑連が額を鳩めて密に勢力拡張策を講ずるなど随分変梃来な事ありてその都度提調先生私かに自ら当代の蕭何を以て処るといふの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...もう一人の男の制服制帽が這入ってます」「その男は」「今日は病気で休んでいるのです」何だか話が変梃になって来た...   もう一人の男の制服制帽が這入ってます」「その男は」「今日は病気で休んでいるのです」何だか話が変梃になって来たの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...何もかもつまらないような……何もかも淋しいような……何もかも馬鹿げてるような……何もかも滑稽なような……実際変梃です...   何もかもつまらないような……何もかも淋しいような……何もかも馬鹿げてるような……何もかも滑稽なような……実際変梃ですの読み方
豊島与志雄 「香奠」

...まだ陽が沈まず、ぎらぎらした外光が大気に漲っているのが、変梃だった...   まだ陽が沈まず、ぎらぎらした外光が大気に漲っているのが、変梃だったの読み方
豊島与志雄 「自由人」

...もっと複雑な変梃なもので...   もっと複雑な変梃なものでの読み方
豊島与志雄 「渡舟場」

...君の様子はちっと変梃だと...   君の様子はちっと変梃だとの読み方
豊島与志雄 「囚われ人」

...怪しい変梃な気持になって...   怪しい変梃な気持になっての読み方
豊島与志雄 「白日夢」

...――こいつはどうも少し変梃だ...   ――こいつはどうも少し変梃だの読み方
豊島与志雄 「裸木」

...その変梃なのが正直な所だったら...   その変梃なのが正直な所だったらの読み方
豊島与志雄 「変な男」

...近く寄って見るから変梃に見えるので...   近く寄って見るから変梃に見えるのでの読み方
豊島与志雄 「変な男」

...頭の形が変梃になって...   頭の形が変梃になっての読み方
豊島与志雄 「変な男」

...実に変梃なものだった...   実に変梃なものだったの読み方
豊島与志雄 「道連」

...そんなことを言った後では、いよいよ自信たっぷりになって、得意満面の笑みをたたえながら、『そりゃ、なるほど地方(ところ)によっては、実に変梃な、滑稽きわまる人間もあるもので、それに、破廉恥漢だってざらにあろうさ!』と、附けて加えて言われるだろう...   そんなことを言った後では、いよいよ自信たっぷりになって、得意満面の笑みをたたえながら、『そりゃ、なるほど地方によっては、実に変梃な、滑稽きわまる人間もあるもので、それに、破廉恥漢だってざらにあろうさ!』と、附けて加えて言われるだろうの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...真紀変梃(へんてこ)な所はあなたの感じが出てるんだろう...   真紀変梃な所はあなたの感じが出てるんだろうの読み方
森本薫 「みごとな女」

...何もかも夢の中の出来事のように変梃(へんてこ)なことばかりでありながらその一つ一つが夢以上に気味わるく...   何もかも夢の中の出来事のように変梃なことばかりでありながらその一つ一つが夢以上に気味わるくの読み方
夢野久作 「あやかしの鼓」

...そんな変梃(へんてこ)な死に方をするのかすら見当の付けようがない...   そんな変梃な死に方をするのかすら見当の付けようがないの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

「変梃」の読みかた

「変梃」の書き方・書き順

いろんなフォントで「変梃」


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