...ひどくゆがんで変てこな字になってしまった...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...中屋の店の片隅でほこりをかぶっていた変てこな機械を思い出しながら...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...私の変てこな身の上話をお話しようと決心したのでした...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...北川氏の変てこな話を聴くと...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...そんな変てこな嗜好を持つほどの彼ですから...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...非常に変てこなことが起ったのだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...その目に見えぬ変てこなものが...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...何ともいえぬ変てこな...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...今僕がどんな変てこな心持でいるか...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...こんな変てこなことって...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...それがどんな変てこな草だらうが...
薄田泣菫 「茶話」
...お手なども変てこに絡んでいるが...
高村光太郎 「回想録」
...なんだか変てこな心持が...
竹久夢二 「都の眼」
...私が森が好きならこれも変てこ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...変てこな古めかしい帽子をパタンと下に置きながら...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...変てこに滑稽(こっけい)に通過されたのだと教えて呉(く)れるのです...
「岡本一平著並画『探訪画趣』序」
...はなから変てこな音ではじまつてゐたことだけは知つてをるが――その聯隊書記が祖父を呼びつけて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...養生法の引札すら既に変てこなるに...
正岡子規 「墨汁一滴」
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