...壻には仁太郎の従弟(いとこ)に当る与吉を貰へばとも思つてゐた...
芥川龍之介 「一塊の土」
...今度の壻を取りたさはどの位痛切だか知れなかつた...
芥川龍之介 「一塊の土」
...壻(むこ)の事(こと)はあきらめましても...
芥川龍之介 「藪の中」
...壻(むこ)ばかりか...
芥川龍之介 「藪の中」
...昼間は壻の文造に番をさせて自分は天秤を担いで出た...
長塚節 「太十と其犬」
......
福沢諭吉 「女大学評論」
...其婦徳に過ち無りしを壻に示す...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...十三歳の女は壻に破らる...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...全くのお壻さんだと思っていたのに...
森鴎外 「雁」
...松源での初対面はなんとなく壻が岳父(しゅうと)に見参(げんざん)すると云う風になりそうなので...
森鴎外 「雁」
...宗(そう)対馬守(つしまのかみ)義質(よしかた)の臣塩田氏の女壻(じょせい)となった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...津軽順承(ゆきつぐ)の女壻(じょせい)にせられて東上するので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...妹に壻を取って日野屋の店を譲り...
森鴎外 「渋江抽斎」
...磐の嗣子信治(しんじ)さんは今赤坂(あかさか)氷川町(ひかわちょう)の姉壻清水夏雲(しみずかうん)さんの許(もと)にいる...
森鴎外 「渋江抽斎」
...壻君メネラス様のお姿が赫(かがや)いておあらわれなされたのだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...島ではオミキヲ入レルと稱して壻方の友人又は先輩が...
柳田國男 「瀬戸内海の島々」
...壻殿は自由に之を訪問する...
柳田國男 「瀬戸内海の島々」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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