...従つて売上げも決して馬鹿にはならない位あつた...
有島武郎 「骨」
...これでは主人夫婦の生活費と小遣いに店の売上げがだいぶ引かれ...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...昔一日百両の売上げがあったという誰知らぬものない名代の店であった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...そして売上げです...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...売上げが多くなって確実に繁昌の度を加えたこと等々...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...売上げは一躍して七十円に上った...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...売上げ一ヶ年二十万円(一日平均五百余円)を見る頃になって...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...販売部は売上げのおよそ六分七厘にしか当らない...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...その月の総売上げと大入袋の金額と回数...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...一日の売上げ小売が十円に達した日には...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...当時この店は、売上げに比して、少々広過ぎるくらいでしたが、その後売上げ漸次増加して、一日三百円に達した時は、甚だ手狭を感じました...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...売上げをごまかすこともあるし...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...外国ではショウ・ウインドなど廃してかえって売上げを増している店があるということですが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...三百文にも売上げるゆえ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「うちの主人は、ああして、商売上手に諸国へ出張して儲(もう)けて来るが、あんな若い番頭を連れて歩いたのでは、いつ番頭に誘惑されて色里へでも引込まれ、または旅先で、あだし女をこしらえてはまり込み、売上げも、元も子もないようにされてしまう場合がないとは限らない」というような思い過ごしと、女の浅はかな心から、これは早くこちらから先手を打って置く方がたしかだと、思案を凝(こ)らしたその思案というのが、やっぱり、女の浅はかに過ぎませんでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...客の立てこむ混雑にまぎれて売上げを笊(ざる)ごと攫(さら)われた...
久生十蘭 「虹の橋」
...西瓜を売上げた帰りになど...
吉川英治 「宮本武蔵」
...売上げ成績が良くならないのも当然だった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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