...明治三十五年七月七日下志津陣營に於いて譯者識す第十三版題言是れ予が壯時の筆に成れるIMPROVISATOREN(イムプロヰザトオレン)の譯本なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...痛く私部領内の血氣盛な壯士連の感情を害して居つた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...分別なき少壯の手合は...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...小室は如斯場合にも猶丹濃の態度に目を留めてか天晴れな壯年よと感嘆した...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...ただわたくしの住所を天の御子(みこ)の帝位にお登りになる壯大な御殿の通りに...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...浪あらくして、景致雄壯也...
大町桂月 「房州の一夏」
... 320その壯嚴の身の中に隙ある處打ち覘ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...院長岩下壯一先生のお家に着く...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...移住の年は三十六歳の壯年であつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...こんな現象は予も夏中屡々目撃して寧ろ壯快に感じたのであつた...
長塚節 「痍のあと」
...宏壯の一屋獨り離れて立つをみる...
長塚節 「草津行」
...此の壯大な塔や塔門を振り仰いで...
野上豐一郎 「ウォリクの城」
...宮城の美と壯觀は増す...
長谷川時雨 「東京に生れて」
...經濟の豐なほど豪宕壯觀なわけだ...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...壯吉もなつになついて...
林芙美子 「暗い花」
...強壯な女を養(やしな)ツてゐるのだからな...
三島霜川 「青い顏」
...醉つて大言壯語をほしいまゝにして居る野呂の相手をして...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...信長に仕へるまでの壯年期を...
吉川英治 「折々の記」
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