...それが宏壯の氣に滿ち...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...凄壯な調子を帶びて聞えたからである...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...』『血あり涙あるを口癖にいふ老壯士か...
石川啄木 「漂泊」
...死者五人の靈に貴領の壯年五十人の領血を絞つて注がねばならぬ...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...英雄の悲壯な最後を語る...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...かねて氣を壯にす...
大町桂月 「赤城山」
...信州方面の壯觀は...
大町桂月 「碓氷峠」
...こゝに壯大なる堰あり...
大町桂月 「親子遠足の感」
...九十九谷を奇觀とすれば、鳥居崎は壯觀也...
大町桂月 「鹿野山」
...此の壯丁の居ない時を附け込んで老若男女を脅かし騙して印を取つたと云ふことは...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...あの山の中の洞窟に潛んでゐたといふのは極めてふさはしいといふ一種の悲壯な感じを表はしてゐる...
近松秋江 「湖光島影」
...斯く精巧を盡したるアキルリュウスの壯麗の盾の光は空に入る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...壯于趾・壯于前趾・壯于の三種が大壯と夬との兩卦に跨つてゐるやうなこともある...
内藤湖南 「易疑」
...幼少の時代から壯んな時代を經て...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...アルトー・デ・リサラガの壯大な景觀を賞翫して...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...定律詩の如き強壯にして確乎たる魅力を示すことがない...
萩原朔太郎 「青猫」
...以上の趣向は老生が壯年のときより想像する所にして...
福澤諭吉 「人生の樂事」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??